鹿児島歴史みてあるき  ~ 外城・四季・フォト ~

     2007年から始まった薩摩藩・麓(外城)巡りの記録。各地を訪れた四季折々の風景。日々の暮らし。

2009 与論島へ

2009-02-14 | 種子屋久・奄美諸島

仕事で石垣島を訪れた2週間後、与論島を仕事で訪れた。仕事で離島へ続けざまに訪れるのは珍しい。

鹿児島空港。与論へ向けて飛び立つ準備中のボンバル機

 

与論島は奄美諸島の南端。沖縄返還前は日本最南端の島と呼ばれ多くの若者が押し寄せた。2度のバブルを経験。島の課題としてバブルの経験を抜け出せない人も少なくないようだ。

JAC日本エアコミューターのボンバル機、鹿児島発11:35に乗り込むと1時間20分で与論空港に到着した。与論空港に降りる直前のボンバル機から見下ろす与論の海は、東洋の真珠と言われたように息を呑む美しさです。前日あたりから強い風が吹いていたと言う与論空港へ到着。

 

与論の中心、茶花へ移動。迎えにきて下さったFさんに感謝。

 

茶花漁港。仕事の合間に漁港へ

 

桟橋の右側は漁港。左側は茶花海岸側。エメラルドグリーンの海が広がる。きれいな色だなあ

 

漁港とは思えない海の色だ

 

茶花海岸。白い砂浜が広がる

 

夜は機内で偶然再会した商工会の会長や商工会のみなさんとご一緒する。

与論献奉はお盆に載せた杯に親役から地元黒糖焼酎の有泉を並々と注いでもらう。写真の有泉はPBの名前「サビチラの海」のラベルが貼られている。サビチラとはチョウチョウ魚(与論島の形がチョウチョウ魚に似ている)の地元方言。

一通り口上を述べて、杯につがれた有泉をゆっくりと飲み干す

(与論献奉のやり方)

杯の中の有泉を飲み干したあと、杯を縦にして手のひらに有泉のしずくを落とし、手のひらを頭に撫で付けます。飲み干したことを親役に伝えるパフォーマンスです。杯は参加者全員に回される。その都度、口上を忘れてはいけない。都合、杯が4度回ってきました。こうやって親交を深めます。親役は飲み手の技量を見極めなければならず、量を加減して無理な飲ませ方は決してしないということです。

手元に水を注いだグラスを置き、途中途中でグラスの中の水を飲む。これをお腹で割る(水を割る)といいます。

翌日午前中仕事のあと、与論空港から1時間遅れのボンバル機で鹿児島へ帰りました。空港まで見送って頂いたFさん、Yさんに感謝。

参考:与論島・与論町(1)与論献奉コバルトブルー豊年祭 (2007.9訪問)



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