Hidetaのひとりごと

バンドマンヒデタのロックな日々

うまくなくても。

2006-06-16 | Weblog
早起きして東京駅へ。じゅんを迎えに。約束の時間より少し早く着いた。俺からしたたった一通のメールからじゅんなりに何かを感じて会いに来てくれたのだ。大阪から飛行機で。改札をぬけて出てきたじゅんにちょっと大きめの声であいさつしてみた。いいな、こういうの。
あまり見たことのない景色を横目にとにかくとりとめもなくしゃべり倒した。なんとなく二人共のどが痛くなるくらいに。新宿を通って高円寺に行って、池袋にも行った。なんのあてもなく連れまわしたんだけど、お台場には連れて行こうって思ってたから夕方雨の中向かった。夕暮れからだんだんと灯りが付きだす景色を眺めながら、コーヒー飲みながら会ってなかった間の事をお互いに言い合った。途切れる事なく。
お腹がすいたからじゅんが食べたいって言う、お得意の一蘭に連れてった。渋谷のね。満足そうに笑ってたのを見て満足そうに俺は笑った。
うちに招待してDVDを見て、イングランド戦を見た。その間もなんやかんやでベラベラしゃべってた。二人共眠たいのにね。なんとなく寝るのは惜しく思えて。で、今じゅんはやっとその呪縛から解放されて寝てるわ。
今日こうして会いに来てくれなかったら、、ほんとの事を話せなかったら、、聞けなかったら、、そう思うと少し恐怖すら感じる。
こんな同士がいて、ほんとによかった。幸せだ。
うまく言えた事なんかひとつもないと思う。気持ちを言葉にして伝えるのは俺にとっては簡単な事じゃない。それでも、ちゃんと目を見て聞いてくれて、俺も聞き逃さないようにしっかり聞いた。その空気感の中でのキャッチボールはきっとこれからに繋がる大きなものだと思う。
うまく言う必要なんて全然なくて、うまく生きれない事にくよくよする事も全然ない。へたくそなりにもなんとかしようと思うから、こんな友達がここにいて、これからもずっとこんな友達と一緒に生きていくんだと思った。