感謝申し上げます。

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今年１年、皆様には大変お世話になりました。
温かいコメント　励ましのコメント　嬉しさと力強さと勇気をいただきありがとうございました。
また私のブログにお出で頂いたすべての皆様にも心から感謝申し上げます。
そして上手に伺うことの出来なかった皆様にはこのブログ画面にて御礼申し上げます。




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突然やってきた未曽有の震災、３．１１は自分の人生の指針を簡単に狂わせました。
それよりも...親友や叔父さん叔母さん...たくさんの友人知人が津波で命を奪われたことに心痛みます。



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しかし、気持ち”打ち拉がれた”私たちに、
”ガンバレ”と....世界中の皆様から、.義援、支援、物資等いろんな方法で応援して頂いている現在です。
この皆様のこころ温まる御好意に自分をはじめ私たちは立ち直れる”希望”を掴みました。
もうひとつ、
被災したみんなが”地球の中の世界は一つなんだな”とつくづく感じている....私たちです。


















hiderinn

水戸辺浜

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２２日の南方仮設団地での「民のうたコンサート」開演一時間３０分前のことでした。
私とデザート・ムーンさんと会場近くのラーメン屋さんでの事、、...相席了解の昼食でした。
相席の方と顔を見合わせ....５年ぶりの巡り会いにびっくりでした。

震災時の話は自然に出てくる...南三陸の住むもののあいさつ代わりです。
彼の話を聞けば　”運、悲運の分かれ目は、.ほんの一瞬”のこと。




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自宅裏山の高台は津波避難場所でした、未曽有の津波は彼を３キロほど先の島まで押し流したのです。
荒れ狂う瓦礫に縋りながらの意識朦朧のなか一隻の小舟を見つけ乗り移りその夜は雪降りつむとなりました。






翌日偶然にも...沖合で一晩津波避難していた小型船に発見されました。
低体温状態で生死を彷徨った彼は、戸倉水戸辺浜のの人々の手厚い介護で命が蘇ったと、
しっかりとした口調で私たちに語りかけてくれました...コンサート開演４０分前のことでした。


彼の家は下の写真,海岸に向かう中央の道路左手の黄色いボール（浮き球）が重なっている付近です。

一枚目と二枚目の写真は彼の自宅向かいの道路沿いで、
防潮水門の向こう側....”海と空の青さを”意識しながら撮った数年前だと思います、

とにかく彼の津波経験の思いと、写真を撮った私の思いとは相反するものですが、
水戸辺の浜に活気が戻る思いは同じです。





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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　南三陸　戸倉　水戸辺

一通のメールからのはじまりでした。

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｊａｚｚピアニスト　中村力哉さん　　　　南三陸　入谷童子下公民館”四季の里”












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人間の縁とは不思議なもので...いろいろと何処かで必ず繋がっているものなのです。
きょうはその縁を掘り下げはしませんが、
２２日のイオン跡地南方仮設団地、２３日は私たちが生活となる入谷童子下地区集会場での...

”ほんの一粒の力になれたらなと願いながら”
一粒のちから　 『民のうたコンサート』でした。

イオン会場は９０名ほど、童子下地区は５０名ほど両会場とも満員の大盛況でした。
”一粒のちから”プロジェクト
　　　中村　力哉　（ピアニスト・作・編曲家）
　　　佐藤　錦水　（尺八・篠笛の奏者）
　　　美鵬成る駒　（唄・和太鼓奏者）
今回は私たち南三陸のために特別のユニットでのコンサートでした。

中村　力哉さん（Ｊａｚｚピアニスト）は、
東北の民謡に和声を付けることで、震災に遭った私たちの復興の力になれたならと...
今回のプロジェクトを立ち上げました。
中村さんは宮城県民謡”十三浜甚句”にピアノでハーモニーを加え...伝統文化に”敬意と尊敬”の気持ちを込めて、
アレンジしたのが....”十三浜甚句”としました。
”ピアノで織りなす東北の民謡”としてインターネット動画サイト・ＹｏｕＴｕｂｕに公開されています、
その”十三浜甚句”を彩る十三浜の風景写真で、私hiderinnが参加させて頂いています。
そのご縁で今回のコンサートが実現しました。

Ｊａｚｚピアニスト
中村　力哉さんは２００８年から、
秋元順子（～愛のままで）のコンサートやジャズライブのサポートを務めているとともにアルバムの編曲も手掛けています。
＜主なサポート歌手＞
秋元順子、真梨邑ケイ、金子晴美、石黒ケイ、他多数　



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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　イオン跡地南方仮設団地　２期集会場





次回の投稿は”一粒のちからプロジェクト”佐藤錦水さん・美鵬成る駒さんへ続きます。

ほんの一粒のちからになれたならと願いながら

”一粒のちから”

　　　　『　民のうた　コンサート　』

　　　　　　　　　２２日（木）　　宮城県　登米市　イオン跡地南方団地　２期集会場
　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　開演　午後　２：００
　　　　
　　　　　　　　　　２３日（金）　　南三陸町　入谷童子下公民館　「四季の里」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　開演　午前　１１：３０

　　「一粒のちからプロジェクト」

　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　中村　力哉　　　（ピアニスト・作曲・編曲家）　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　佐藤　錦水　　　(尺八　・篠笛の演奏者）
　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　美鵬なる駒　　　（唄・和太鼓奏者）



Ｊａｚｚピアニスト　中村力哉さんと私は５か月前のＷｅｂ上で知り合いになりました。

中村さんは
　　　　　　　「東北の民謡に和声を付けることで復興のちからになれたら」と、
　　　　　　　”一粒のちからプロジェクト”立ち上げました。

中村さんの２作目の曲　”ピアノで織りなす宮城県民謡「十三浜甚句」に...私は、写真で参加させて頂きました。

”縁は異なもの味なもの”....男同士の縁ですが　今回...南方仮設と入谷童子下地区での演奏会となります。

詳しくは下にアップしたチラシを参照下さい。


進行役は私＾＾hiderinnがやります。











チラシ制作　（デザート・ムーン・元志津川高校避難所代表）

南三陸・ ピアノで織りなす 十三浜甚句。

きょうのお話の進め方は、
ブログアップした”YouTube”写真のスタートボタンを押し...お聞きお進みなることから始まります。





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写真提供　hiderinn　 (南三陸・.北上町十三浜）



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甚句とは、
その風土に育んだ人々の...働くことへの喜びと　生きる力と　その気持ちにくりひろげる人間模様、

　　　　
　　　「十三浜甚句」（抜粋）
　　　　　　
　　　　　　ソリャ　一つ歌うっちゃ　ハァ　遠慮もするが
　　　　　　歌い始まりゃ　オヤサ　幕にかぬ

　　　　　　ソリャ　一つ歌います　ハア　十三浜甚句
　　　　　　地なし　節なし　オヤサ　ところ節。


腹の底から　”張りあげ”...　声を出すということは鬱憤（ストレス）を吐き出すと同時に爽快な気分と入れ替わります。

”ソリャ　地なし　節なし　ところなし、”
甚句は私たちの生きる喜びを後押しする、”人生訓”と確信します。


『南三陸・　ピアノで織りなす　十三浜甚句』.....明日（１９日）のブログ投稿へと続きます。

一陽来復

１２月２２日は冬至です。

この日を境に北半球では太陽の高さが一年中で最も低くなり、昼が一年中で一番短く、夜が長くなります。
震災後の自分としては、昼夜の長短はどうでもいいのです。
暗くなると共に仕事を終え明るさの下で...,出来る喜びの仕事に、歓喜する今のワタシなのです。




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一陽来復って、

冬が終わり春が来ること。
新年が来ること。また、悪いことが続いた後で幸運に向かうこと。陰の気がきわまって陽の気にかえる、

かえらない青春、

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hiderinn

絆とは、

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自分としては
家族としても、

大津波は必ず来ると予感をしていました。
それは以前からです。

海が近く川沿いに住む自分としては...地震があるたび川の満ち潮には凄く気をつかっていました。















「異常な引き潮、津波の用心」　このことわざは、八幡川河口、松原公園に建てられていた記念碑でした。

あの日、３・１１の２時４６分後の状況はよくわからないのですが、
たぶん遠隔装置の水門は即...閉鎖されたはずです。
川の流れの異常さに気づく状況であれば....まだ生き延びた人がいたはずと考えるこの頃です。





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ところで
我が家は理屈なし！の家族４人は、,地震直後から避難体制でした、
父（９５）母（８９）の”生きようとする念力と経験が”私たち夫婦を後押したことは確かです。














まあ、いつ戻れる風景かは分かりませんが、









　八幡川に回帰する鮭（サケ）、　”朝日が踊る”と.....なんか嬉しくなっちゃう,.いまの自分です（＾＾）　




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　南三陸　志津川　八幡川

南三陸歌津 泊浜の漁港

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大切な写真データ、津波の難を逃れて私の手元に戻ったのは半年前のことでした。
実は数年前、南三陸を主題としミニコミ誌「彩」を発刊していた編集長にＣＤで６枚ほどの写真データを提供していました。

震災後...数ヵ月経ったある日、 編集長の避難先からメールが届きました、”提供された写真データはすべ無事ですよ”とのこと
いや～あの時は....凄く嬉しくて感激しました、そして気持ちの中に涙がこぼれおちました。

きょうはそのデータをじっくりと散策してみました。





自分の心に最初に飛び込んできたのがこの写真です。
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貴様と俺と、

...とタイトル付けましたが、強がりの果ての夫婦心中みたいな様子の写真に見えてしまいます。
これを　「私とあなた」って表題にすると...




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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　岩手県東山町　猊鼻渓




また悲しくなってしまいました。

どなたか、”希望の光に”なるような....タイトルを付けてください！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（hiderinn)

イルミネーション

私のブログへの励ましのコメントまた激励のメールなど多くの方々に支えられてる自分が幸せです。
本当にありがとうございます、そして感謝申し上げます。










この季節本来ならば１枚目の写真の外壁に...イロとりどりの豆電球やらＬＥＤの電飾で飾られ楽しむ通りでした。
私の家から歩いて２分程のところです、
少しお酒を飲んだ宵には、フラフラと八幡川沿いをふらふらと、

「ヒデちゃん～」っ！川の向こうから誘われるままの”赤ちょうちん”（笑）

戻らぬ想いとなりました。







　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　南三陸　志津川汐見町