大和馬の壕は陸軍海上挺進隊整備中隊の食糧庫として構築されたもので、座間味集落から阿佐に入る手前にある水路を、山側に登った場所にあります。かつて大和(日本)から馬を陸揚げしたところから、大和馬と呼ばれています。
座間味から阿佐に向かうと、左側にバナナ畑があります。その後ろは鬱蒼たる亜熱帯の密林が広がっています。
畑の奥にはU字溝で作られた水路があり、それをたどって山を登ると、小さな流れになっています。
昼でも暗い森の中を流れに沿って100mほど登っていくと、左側に壕口が見えてきます。
非常に固い千枚岩を掘削して作られた壕で、住民が動員されて造られました。流れの反対側には武器庫として使用された壕もありましたが、現在は崩落しています。
内部には坑木を立てた跡が壁面に残ります。5mほど先で、右にL字型に曲がっています。堅牢な岩石であり、大変な労力を掛けたものと思います。
ほぼ90度に右側に曲がり、さらに5mほど掘られています。この壕では村民の家族7名が集団自決しています。
琉球新報座間味通信員の宮里和芳氏によると、36名が自決したともいいます。(宮里和芳氏のブログ)
氏によると、3名のおじぃたちが全員を絞め殺し、最後に1人のおじぃが2人のおじぃを殺したのですが、自分では死にきれず戦後生きていたが、毎日のように辛い日々を過ごしていたということです。
壕の前の流れに、セメントで堰が作られています。これは、清流を集めるために日本軍が作った貯水壁です。
座間味島にあるマリリンの像。阿嘉島に住むシロが毎日海を渡ってマリリンに会いに来たという話を、最初に琉球新報に伝えたのが宮里芳和氏です。
寒くなりました。
元気で過ごしておいでになると思っています。
充電期間なのですね!
お身体大切にお過ごし下さいね。
御蔭さまで、気になるところを全て回らせて頂きました。私の心に急ぐものがあって、今年中に…と思っておりました。おっかけ婆~さん、いえ、考えようではスト-カ-バアさんのようで、不愉快な思いもされた事でしょう。どうかお許し下さいませ。
暫く、更新されてませんので、気になりながら、自分の事ばかりに追われておりました。どうぞ、これからも今まで通り沖縄の事を発信して下さいますように。
私も年齢に相応しく、少しはしんみりと陰ながらのご活躍をお祈りしております。
とにかく、身体1番です。健康に気を付けられて下さい。ご報告まで申し上げます。
想像はあまり良い方には行かなくて、お元気であられることをお祈りしています。
風邪でもひいていらっしゃるのではと、ちと心配です。探検中かもしれませんね。お元気で、、、と祈ります。
座間味島に行ってきました。
口に出来ないほど、ふるさとを感じて帰って来ました。お礼の申しようもないのですが、何時の日にか花束をプレゼント出来ますでしょうか…。
有難うございました。
こんばんわ!
おかげさまで、明日、マリリンに逢いにまいります。一泊予定でおりますので、ご紹介の処行く予定でおります。
生き残った人も どんなにか後悔の念が起きた事か・・
生きていれば 笑える日もある・・その時は わからなかったのですものね。
実は、座間味のガイドをお願いしたのも宮里さんなんです。
離島は滞在時間が限られるので、タクシーとかガイドの力をお借りしてます。
応援団no2さん、
マリリンとシロの話は映画になりましたね。
シロは帰りはフェリーに乗って家に帰ったそうです。
度々、マスコミで報じられましたね。私たちは犬の愛情物語に胸を打たれたものでした。
その島に、こんな悲劇があったなんて!
こうして、事実を知った今、海の彼方を見つめる犬の姿に重なって、皆さんの命が吹き込まれたような気持ちが致します。
戦争は人間を人間で無くするものですねえ。
マリリンの海を渡って逢いに行く、愛もまた切ないものがありますが、生きていくならば、後者をもちろん選びますよね!
そういう時代だったのでしょうけど・・・。
戦争は愚かなことです。
死に切れなかった気持ちもわかるけど、、、、はぁ~
やはり戦争はアカン!