第13回本屋大賞受賞作「羊と鋼の森」(宮下奈都著 文春文庫)を読み終えました。
「羊」の毛で作られたハンマーが、
「鋼」の弦をたたく。
ピアノの音が生まれる。
生み出された音は、
「森」の匂いがした―ーー
高校までピアノには全く無縁だった主人公が、ピアノ調律師に出会う。彼が調律したその音に、生まれ故郷と同じ森の匂いを感じて、調律の世界に足を踏み入れていく。様々な人々との出会いの中で、
調律師として成長していく主人公の生き方に感動しました。
映画もありましたが残念ながら観ておりません。いつか機会があったら是非観に行きたいと思います。