余白の美 墨絵教室sumi-e

余白の美 墨絵は日本伝統です。旬の花を描き、墨絵の基本からレッスンいたします。大人の手習いはじめてみませんか?

オーヴェルシュルオワーズ パリからの小旅行

2013-05-05 | 南仏+PARIS

 

今回の南仏+パリの旅最後の日、

ゴッホが命を落とす前10週間を過ごした、オーヴェルシュルオワーズ

オルセー美術館で「オーヴェルの教会」しっかり予習済みです。

北駅から直通電車がありますが、北駅は非常に治安が悪いので、

サンロワーズ駅から出発の列車を姉が探して、行きます。

もしかしたら、1本前の電車に乗れるかも~の一声で・・・大忙し

チケットは、地下鉄から買えるのでしょうが、バタバタして

持っていたカルネでとにかくサンラザール駅へ

姉が機械を駆使してでチケットをGET

何しろ日曜日なので窓口は、お休みです。

電車が見えているのに、乗れないというのは、辛いですから~

外国は、改札がないので 切符がなくても乗れちゃう

しかし、見つかると凄い罰金を払わなくてはならない

日本みたく乗り過ごしましたでは、すまない

事故責任!大人なんですよね~

パリGaSaint-Lazare駅からPontoise行きの電車に乗り、Pontoise駅で下車、続いてAuvers-sur-Oise方面に乗り換えGare d'Auvers駅下車。

飛び乗った電車で、姉が刻印忘れたぁ~

チケットを持っていても、刻印がなければ無効なので

でも、なんかの本で刻印機が壊れていたら、自分で日時をボールペンで書いていればOKって

何しろ改札口がないので、切符を使いまわしされるのが、困るというわけです。

このルートで行ったのですが、Pontoise駅で又々パプニングが・・・・

乗り換え時間5分、一緒に降りたちょっとよたった兄ちゃんが怖くて、離れて歩いたのが・・・・

ホームに着いたら、乗る電車が今出発って感じで、思わず飛び乗ってしまおうかと

思うほどでした。まるで映画のワンシーンのよう

1時間もすれば、次の電車がくるのですが、姉は悔しそう~

せっかくパリで1本前に乗れたのに~

近くのセキュリティーの制服を来たお兄さんに

つたないフランス後で、

「ここに行きたいんだけど~」と地図を差し出し

「ここのホームだよね~1時間待つんだよね~

他に行く方法ない?例えばbusとか?」

お兄さんはあるよ

「でもバス停とか時間とかわかんないし・・・」

それなら、案内してあげよう!と言ってくれました。

以前、イタリアで会ったマダムのように~髪の毛クルクルしながら

頑張ったのですが

でも、色気ではなく 子供が困っていると思われたのでしょう~

バス停に行って時刻表を見せると後5分でバスがくるとのこと

電車の切符を見せて、これで行けるかなぁ~と聞いたら

お兄さんは無理かもしれないね~でしました。

バスがきて、運転手さんにチケットを見せたら、快諾

この電車のチケットで乗れました。

フランスは、電車とバスは同じ切符だったりするから便利だね~

この一連の事件で、写真を撮るという行為を

すっかり忘れるほどのパニックでしたから~

バスからの景色はとても素敵で、

このハプニングは、凄く良かったね~と話ました。

HPからプリントしていた地図で、オーヴェルシュルオワーズ城で降りて

城から見学しようということになり、運転手さんに言って

その場所がきたら、教えてね~とお願いしました。

みんな本当に親切です。

 

美術館があるのですが、朝なのでまだやってません。

階段を上がると

 

なかなか素敵なお城です。

 

ピサロの家が裏にありました。

 

散策しながら、ゴッホの足後をたどって

 

 

のどかで美しい街です。南仏を思い出します。

「オーヴェルは実に美しい。(中略)本当に、厳かなほど美しい。特徴があって絵になる本当の田舎だ」。オーヴェルの風景がゴッホにとって大変魅力あるものに映ったことが、弟テオ(Théodore Van Gogh)に宛てた手紙からもうかがえます。10週間という短い制作期間でゴッホはオーヴェルの穏やかな田舎の風景やオーヴェルに住む人々の姿を、次々にカンバスへと収めました。

とあります。

ゴッホが自殺した街と聞いていたので、もっと暗い街を想像していました。

 

  

ゴッホ若い頃は、イケメンだったのね~

ゴッホが下宿していたラヴー亭が、今は記念館になっています。

1Fはレストランです。本日のランチはここで

 

中は、撮影禁止です。

ゴッホの部屋と奥にスライドを上映している部屋があります。

入るとガイドをしてくれる方がついてくれて、説明してくれます。

このスライドがいいです。ショパンの音楽と共にゴッホの作品が映し出され

映像の中に言葉が浮かびますが、日本語でも書いてあり

凄く親近感が湧きました。最近どこに行っても日本語がなくなっています。

日本人が外国に旅行しなくなったからかな~

ゴッホが日本に憧れいたから?

時間が早かったので、誰もいなくて私達二人の貸切りも良かったのでしょう~

 

ゴッホが描いている絵が、近くにあり検証して散歩できます。

これは、「町役場」

 

お店屋さんでは、ランチの準備です。美味しそう~今日は日曜日ですから~

マルシェも開催

 

オーヴェルには彫刻家ザッキン (Ossip Zadkine) によるゴッホの肖像が建てられている。この記念モニュメントは、駅と町役場の間に位置するファン・ゴッホ公園に1961年に設置された。

でゴッホと対面

サンレミのゴッホ像とは、少し違うかな

 

 

  

 

駅です。隣には、絵を売っている人がいました。

 

12世紀から13世紀にかけて建てられたオーヴェルのノートルダム教会。ゴッホに描かれたことによって世界中で知られるようになった。ゴッホの作品《オーヴェル=シュル=オワーズの教会》はオルセー美術館に所蔵されている。

思っていたより大きな教会です。

 

教会の裏を登っていくと 一面に麦畑が~

 

一面の麦畑に感動!!

 

 

あまりの美しさにちょっと言葉がありません。

秋にきたら、又素敵なんでしょうね~

その脇に墓地があり、そこにゴッホとテオの墓があります。

ちゃんと場所がわかるように案内図もあります。

 

 

散策して教会の入口に回ったら、ちょうどミサが終わったところでした。

 

なんて、美しい司教様・・・・こんな方なら毎週日曜日通ってしまいそう

 

教会も美しい~

 

教会の裏の道を歩くと

  

オーヴェルの観光案内所のすぐ脇にある階段を「オーヴェルの階段」と題してゴッホは描いている。

の階段を発見

 

そして、本日のランチ「ラヴー亭」に戻ってきました。

 

正面玄関では、なくて、横から入ります。

 

入ったら、こんな感じ

 

  

美味しかったです。オーヴェルシュルオワーズにきて、ゴッホ巡礼したら

やはり、ここで食事をしてほしいですね~満席だったので要予約です。

ゴッホを堪能して、いい時間の電車があるけどもう時間がない!!と

いうことで、駅までダッシュ 時計が遅れていたようです。JJJ

  

これは、駅の階段、ここにもアートです。

 

これゴッホかな??

 

無人なので、切符を買う時は、往復で買いましょう~とガイドブックには書いてました。

ここから、パリのサンラザール駅にもどり、午後はサンマルタン運河です。

ここも行きたかった場所なので、嬉しい!楽しみ!

つづく・・・



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