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余白の美 墨絵教室sumi-e

余白の美 墨絵は日本伝統です。旬の花を描き、墨絵の基本からレッスンいたします。大人の手習いはじめてみませんか?

ミュージアムパスでパリの美術館を制覇せよ!!

2010-09-30 | フランス
ミュージアムパスは、以前カルトミュゼという名前だったのそうですが、

2日パス:30€    4日パス:45€    6日パス:60€の3種類

JCBプラザ編でも書きましたが、JCBプラザで買うのが、good!!

美術館のチケット売り場の長い列に並ばなくても、このミュージアムパスを見せれば、
入り口のほうの列に並べば、入れます。夢のようなパスです。
いちいち入場料を買わないので、貧乏性の私など、この美術館どうしよう?などと思わずに、
1時間で出てくるつもりでどんどん入れます。
見たい絵だけ見て、出てこれるので、すごーくお得感のあるチケットです。
しかし、月曜日は、ほとんどの美術館の閉館日なので、月曜をはさむのは、もったいないです。

今回、4日間のパスにしましたが、月曜日が入り、月曜日はモンサルミッシェルのツアーに行った為、
もったいないかな?と思いましたが、結構使ったと思います。
さあ~どのくらい得したでしょう?見てみましょう~


2010年9月25日

1.今回の目玉 
オルセー美術館  朝一番に行きました。通常8€

以前パリに来た時は、企画展をやっており、すごい人で見られなかったので、
今回は、絶対来たいと熱望しておりました。



19世紀の宮殿のイメージして造られたというオルセー駅。その駅舎をそのまま改装して
造られた、開放感あるオルセー美術館。

 
 入り口にいるサイ カッコイイ !!         後ろには、色んな国の女性 左側は日本人?

美術館の中は、撮影禁止です。
印象画の有名な絵がこれでもか~というくらい鑑賞できます。

<攻略法>
作品は年代順、作家別に並んでいるので、
地上階、上階、中階の順番で回ると
年代を追って鑑賞することができます。

見たい絵が見つからないときは、係りの人に見たい絵の写真などを見せると
場所を教えてくれる。ガイドブックの場所と違うところに、展示されていたり
海外に貸し出されている場合もあるので、聞いてみよう~
落ち穂拾いの絵が、ガイドブックと違うところにあり、すぐに聞いてみました。
親切に教えてくれたので、すぐに、見つかりました。
ゴッホ・ルノアール・マネ・モネを堪能しました。



2.ケ・ブランリー美術館  通常8.50€

アジア、オセアニア、アフリカ、アメリカの原始文明にスポットライトをあてた新しい国立美術館

  
  エッフェル塔が近くに見えます。        建物の壁がグリーンで飾られてます。
                              我が家もこうしたい!憧れです。

ランチでレストランに行ったので、中に入りました。パスも持っていたので、証明の使い方とか
非常に素敵でしたが、アフリカとかの美術品に興味がない人には、どうかなぁ~
モアイ像が沢山出てきます。
こちらの入り口からのお庭がとても素敵でした。エントラスが素敵・・・



3.
オランジュリー美術館 通常6.50€

もともとはチュルリー宮殿
のオレンジ温室だったが、だからオランジュリー美術館という名前・・・
1927年 
モネの『睡蓮』の連作を収めるために美術館として整備されました。
2006年5月17日に待望のリニューアルオープンとなったオランジュリー美術館。
これまで壁で隠れていた元の温室のガラス窓が再び姿を現し、
自然光を上手に採り入れたとても気持ちの良い美術館に変貌を遂げました。

やはりここでのメインは、睡蓮ですね~
以前見たときは、まだ自然光でなかったので、絵の感じが違うように感じました。
一面の睡蓮の絵は、圧巻です。
私は、『ジェニエ親父の二輪馬車』この絵がすごく好きなんですけどね~



                      
           睡蓮 モネ           アンリ・ルソー『ジェニエ親父の二輪馬車』
                                1908年 97×129cm



2010年9月26日

4.ロダン美術館   通常6€

ロダン美術館は、庭が綺麗と聞いていたので、楽しみにしていました。
ロダンについては、あまり調べていなかったので、地獄の門、考える人、
有名な作品に目を奪われます。
バラが咲いていて、とても綺麗なエントラス
裏に廻ると一面芝生と噴水が~
イベントがあるのか?芝生半分にシートが引かれ、機材が置かれていたので、
景色が残念でした。
芝生の横に食べ物が売られている売店とテーブルにイス
こんな素敵なところなら、素敵なカフェを作ればいいのになぁ~と
思いました。大きなお世話ですね~
予想通り、素敵な美術館でした。

 
ロダン美術館の向こうに見えるのがアンヴァリッド


 
           考える人                          地獄の門


建物の中は、ロダンの絵などの作品などが飾られていて、弟子で恋人だった
カミーユ・クローデル(Camille Claudel 1864  1943)作品も
展示されている。ロダンの遺言で、この美術館に展示されているそうです。
映画を見て予習してくるんだったと後悔!!予習は大切

          




5.アンヴァリッド (ナポレオンの墓所)  通常8€

  
                                       金色の屋根の内部も綺麗

          
                   ナポレオンの棺!!

ここは、ナポレオンの棺を見にきました。
こんなに、みんなに見られて、安らかに眠ることが
できるのかな~と思います。

それにしても、立派です。

 




6.国立ドラクロア美術館   通常6€

静かな通りにあり、本当にここが?と思う入り口にありました。
最後のときを和やかに住んでいたという感じの建物の中に
アトリエと住居が一緒になっていたようです。
ゆっくり、散歩がてらに訪れるには、ちょうどいい美術館ですね~








7.やっぱり来てしまった ルーブル美術館  通常9€

以前
といっても、17年前 パリに来た時に
ルーブルは、かなり時間で見たので、
今回はパスしようと思っていたのですが、
やはり、時間を作って来てしまいました。
こういうことをしてしまうのも、このパスのお陰です。

<1時間攻略法>
まず、入り口が何箇所かあるので、ピラミッド前が混んでいる場合は、他から入る方法を考えると
書いてありますが、日曜日だったのにお昼過ぎだからでしょうか?
どの入り口は、そんなに混んでませんでした。
パス専用の入り口から(パサージュ・リシュリュー)
そんな入り口があるとは、知らず・・・

 
                          やっぱりニケはカッコイイ!


まず、サモトラケのニケを探しに行きましょう~
ニケは、ギリシャ神話の勝利の女神ニケをあらわしているんです。
風になびく感じがいいですね~
どっからみても、本当にかっこいい・・・あやかりたい~

  
そして、いきなりのモナリザ

 
                            ナポレオン1世の戴冠式
                    ベルサイユ宮殿にもあるんですよ~だから是非こちらのも見たかった

     
             民衆を導く自由の女神 
7月革命の3日間を主題として、ロマン主義視点から描いた作品
フランスの紙幣に使用されている大作

この辺の作品は、本当に大きくてびっくりしますね~
超大作が目白押しに、少しゲップが出てきました。


 
ミロのヴィーナスを探すのに戸惑いましたが、後ろ姿も・・・
ギリシャ神話の愛と美のアフロディーテの像です


 
     アムロの接吻で蘇るプシュケ        別の角度から見るとまたそれは、素敵!!
        
             
                後ろから見るとちゃんと矢を持っているんですよ~

これで、大体1時間くらいですか~


2010年9月28日

ベルサイユ宮殿グラン・トリアノン、プチ・トリアノン  通常13.5€+10€


ベルサイユ宮殿で、村上隆氏の作品展12月12日まで、行われている真っ最中だった~
ルイヴィトンとのコラボは非常に有名ですが、その絡みなのでしょうか?
日本人のほとんどが、申し訳ない気持ちで一杯だったことでしょう~(私を含め・・・)
私の後ろの若い男の子は、ムカツクと苛立ちを、あらわにしていました。
フランスの方達は、どう思っているんだろうな~

  





ベルサイユは、次回のベルバラ編 を乞うご期待!!


以上がパスで3日間で、廻った美術館です。
ストや並ぶことなく、効率よく廻れたと思います。

こんなに多くの美術品に囲まれたパリは、やはり芸術の街だなぁ~と改めて思いました。
ルーブルでは、デッサンする人や、模写する人に出会い、美術品が日常に溶け込んでいるのを
感じました。

ゲセワですが、全部で75.50€

うふふ45€だったので・・・

満足満足です。

もう1日あったら・・・なんて考える 貧乏性ですね~

追記  後日ベルバラ編を書いて、コンシェルジュリーの見学料を入れ忘れているのに
     気がつきました。6.5€だそうです。
     51.5€になりました。うふふ・・・


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1 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown ()
2010-10-14 01:40:10
パリには沢山の美術館がるので、このパスはとっても便利でした。作者別にいろいろな美術館を回るのがよいのでしょうね。ピカソ美術館がしばらく休館なので、ピカソ好きの私としてはちょっとガッカリでしたが、再館の際にはパリに来る口実ができるので、よいかなとも思いました。若い時に見たのと違った印象をうける美術品の数々は、自分の年輪を見たような気がしました。圧巻はルーブルを本当に一時間で回ったこと。パスがなければ、もったいないと思ったかも。また、美術館は荷物を預かってくれるし、トイレもキレイだし、結構しゃれたレストランもあるので、いいですよ。ただ、ロダン美術館のカフェは今一つだったな。。。。
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