ウクライナに 思いは馳せる 新緑の
古都に在りけり 考える人
新緑の古都 人の愚かさ 考える
古都新緑に 沈思黙考 ロダンかな
京都国立博物館
京都国立博物館に一度は訪れたいと思っていましたので、特別展「最澄と天台宗のすべて」も開催中でしたので行ってきました。ロダンの「考える人」があるとは思ってもいませんでした。「所変われば品変わる」ではありませんが、東京の西洋美術館のよりも広々とした空間に置かれていること、瑞々しく美しい新緑の古都で出会ったこと、ウクライナ戦争勃発中、自由主義国家群と権威主義国家群の対立の峻厳化を目の当たりにしていること、等々の所為でしょうか、その大きな像には存在感がありました。
過去の愚かな人間の歴史を活かせない人間の業、性懲りもない愚かさを考えて暗澹となってしまいました・・・