秀山の俳句写真日記

日々の生活、旅先での出逢い・思いを俳句、写真、文にした徒然日記です

近づけばまっこと美人 カラスノエンドウ

2021年05月17日 23時08分09秒 | 日記
近づけばまっこと美人カラスノエンドウ
        小名木川にて
 
 漢字では烏野豌豆。カラスノエンドウの読みは「カラス」で切れるとのことです。中国名は「野豌豆」ですので、そうかと納得しました。名前に烏(カラス)が付けられたのは、種子が熟すと真黒になるからとのこと。秋に芽吹き、緑を絶やさずに冬を越して、春に花が咲きます。この写真は3月29日に撮ったものです。気をつけて街を歩いていますと、草が生い茂っているところによく見かけます。小さな花ですが、腰の痛みをこらえて近づいて観ると、私には色と肌艶に品のあるかわゆいお顔に見えます。
 

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黄詰草の宇宙で餌あさるハクセキレイ

2021年05月17日 17時43分48秒 | 日記
黄詰草の宇宙で餌あさるハクセキレイ
      黄詰草(キツメクサ)、旧中川土手にて
 
 ハクセキレイはチョンチョンチョンとじっとせずにかわゆく動き回り、なかなか写真におさってくれません。たまたま、黄詰草(米粒詰草コメツブツメクサ)が咲き敷く土手で動き回る一コマが撮れました。一輪のタンポポは太陽のようにも・・・
 セキレイ(鶺鴒)は秋の季語ですが、今は一年中見られます。
 黄詰草は季語にはまだなっていないようですが、春に咲く一年草。ツメクサ(詰草)はシロツメクサ(白詰草、クローバー、馬肥)から由来しています。江戸時代にオランダから送られてくるガラスの器を入れた箱に、乾燥したクローバーがいっぱい詰められていたことからつけられたとのことです。ついでながら、私の高校の母校の校章は白詰草です。

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