PRESS START 2012のアンコール1曲目について思ったこと

先日9月23日に開催されたゲーム音楽コンサート、
「PRESS START 2012」の夜公演に行ってきました。


◇ゲーム音楽のオーケストラコンサート、
　“PRESS START 2012 -Symphony of Games-”東京公演リポート！（ファミ通.com）

当日の様子については、写真付きの非常に詳細なレポートを
ファミ通さんが上げていますのでそちらをご覧ください。

僕のほうでは、今回のコンサートについて
少し思うところがあったので、その点についてのみ書こうと思います。

※アンコールの内容に触れていますので、
　11月の名古屋公演に行く予定で「ネタバレはイヤ！」という方は
　ご覧にならないことをおすすめします。
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（ネタバレ防止用スペース）
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今回のコンサートは個人的に、もやもやしたスッキリしないものが残ってしまいました。
その理由は、アンコールの１曲目です。
第１部で演奏された、『ファイナルファンタジーXI』の楽曲が
アンコールで再び演奏されたんですよね；

今年はFF11の発売10周年となるアニバーサリーイヤーなので、
取り上げられてもおかしくはないのですが、
“古今東西、さまざまなゲーム音楽を取り上げる”ことがコンセプトであるはずの
PRESS STARTの選曲としては、偏りがある気がしてしまったのです。

僕は、PRESS STARTには2006年の第1回公演から毎年行っていますが、
ひとつの公演の中で、すでに演奏したゲームタイトルの楽曲が
アンコールで再び演奏されたのは、今回が初めてのことでした。


もちろん、FF11が好きなお客さんであれば、１日に２回もFF11の演奏が聴けて
たまらなく嬉しかったでしょう。
僕もFF11の音楽は好きですし、演奏された楽曲「FFXI Opening Theme」も好きですが、
しかしそれ以上に、「なんでまた？」というもやもや感のほうが大きかったです。

あと、FF11はPRESS START以外にも生演奏される機会が多い
ゲームタイトルだったというのも、僕のもやもや感が増した理由です。
（去年11月にはFF11単独のオーケストラコンサート「ヴァナコン」が、
今年6月にはヴァナフェス内でライブイベントが開催されています。）

FF11を、PRESS STARTで2回やらなくてもいいのではないのだろうか？。
もっと、今まで生演奏されたことのないゲームタイトルのほうが適切ではないか？、と。
「これでいいのだろうか…？」と、正直腑に落ちませんでした。


こうなったのには、何らかの事情があるのだとは思います。
実は他のゲームタイトルの楽曲をアンコールで演奏予定だったものの、
譜面や演奏許諾関係などの準備段階で折り合いがつかず、
仕方なくFF11の楽曲をアンコールでも演奏することになったとか。

ただ、少しでも多くのお客さんが楽しめるように、
できるだけバリエーション豊かな楽曲を用意してもらえたら嬉しいなと思ったのでした。
せっかく、古今東西さまざまなゲーム音楽が集うPRESS STARTなのですから。



余談：
批判的な記事になっちゃいましたが、コンサート自体は非常に楽しめましたよ！
そこはちゃんと言っておきたいと思います。
しかし、アンコール１曲目の件がどうにも僕の中で引っかかってしまい、
もやもやしたものが残ってしまいました。

余談２：
FF11が好きな人にとっては嬉しいアンコールだっただろうなと思います。
なので、こういった記事を書くのは正直気がひけたのですが、
あえて書かせていただきました。
（繰り返しますが、僕はFF11の音楽好きです！）