響けブログ

音楽コドモから「音楽コドナ」へちょっと進化。ドラムとバイオリンと小鼓を弾く、ヒビキの音楽遍歴。

清塚信也さんというピアニスト

2008-06-10 | ピアノ
清塚信也さんというピアニストをご存知だろうか? 私は先日『音遊人』を見て知ったのだが、チャイコフスキーコンクールやショパンコンクールだけを追っていてもクラシック・ピアノ界の最新動向はわからないという逆襲のような存在だ。もっともすでに大ヒットの「のだめ」で、主人公の演技指導や吹き替え演奏を行っていたご本人ということもあって、知る人ぞ知る存在であったのだそうである。

『音遊人』を見て、私は清塚信也さんを闘う人だと思った。闘う人にがんばってもらいたいと思ったら、応援するしかない。無料のコンサートへ行って拍手をするのでもいいし、CDを買うのもたいへんよい。

しかし私は、確かに彼を応援してはいるのだけれども、だけどいったいどれくらい応援したいのかというと──なにしろ『音遊人』を見ただけなので──自分でもたぶんまだよくわからない。そこでただ、番組を見ていて彼のまわりに知恵の輪のように張り巡らされている誤解の罠を、自分なりに解いてみようと思ったわけなのである。

そこで大幅に順序が逆になってしまったのだが、昨日、一昨日と、この「響けブログ」で清塚さんの話をしてみたという次第である。ところで脇道へそれますが、私が使っているパソコンの辞書では「清塚」を変換しない(さきほど登録した)のですが、みなさんの辞書ではどうですか?

さて、アーティストの孤独な闘いの「本当の話」は、清塚信也さんのブログにある。6月10日現在で一見すると、全体に重い雰囲気にたじろぐが、少し読んでみるととても落ち着いた、しかも若々しい印象に変わっていくので、読み進むことができる。そしてたとえば──例によってブログをちょっと読んだだけなのだけれども──清塚さんという人が、最も源のところで、もし陽気な方だったら、今後、今見えている以上の、なんだかものすごいような可能性がスパークしてくるのではないか、といったことも、そのブログから感じられたりするのである。

ちなみに実際に清塚氏にインタビューした夫のブログはこちら
ほぼ週刊イケヤ新聞・編集長日記ブログ

また、『WEB音遊人』にはインタビュー内容が掲載されている
音遊人スペシャル・インタビュー

[清塚信也さんの話]
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ありがとうございます。 (KS)
2008-06-10 00:17:27
たまたまブログを読みました。
ありがとうございます。
本人の清塚です。
これからも精進しようと思いますので、よろしくお願い対します。
応援して頂けると言うこと、僕らステージに立つ人間にとっては当たり前になりがちですが、僕は感謝を忘れずに頑張りたいと思います。
批判も含め、何でも言って下さい。
よろしくお願い致します。
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楽しみです。 (マチルダ)
2008-06-11 15:00:19
清塚さんご本人の後にコメントするのは、どうしたものかと
ためらいましたが、これも光栄なことと勝手に思い、
投稿させていただきます。
清塚信也(一回で漢字変換できましたよ)のファンです。
彼のブログを最初から読んでいます。

彼にしかできないことがあると思うし、彼のような音楽家を潰してしまうようなことがあってはこれからのクラシック界は広がっていかないのではないかと思っています。

ですので、~彼のまわりに知恵の輪のように張り巡らされている誤解の罠~をどのように解き明かしてくれるのか、とても楽しみにしています。


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素敵な方です (ユーカリ)
2008-06-15 07:32:17
清塚君は高校時代の後輩でもあるし、2年前に、ギリシャのコンクールでも偶然 お会いしましたが(もちろん清塚君は賞をもらってましたよ。)、きさくで
華があり、サービス精神が旺盛で、そしてなにより演奏がすばらしくetc・・・です。
 私もかげながら 応援させていただいています。
素敵な方でしたよ。
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応援しています (TH)
2008-08-31 22:56:12
初めまして。
たまたまブログを読みました。
共感するものがありましたので、コメントさせていただきます。

私は去年の3月に清塚信也さんの生演奏を聴き、心に響いたものがあり、それ以来応援しています。
週刊誌にも載るほど有名になってきた清塚信也さんですが、彼の真摯な姿勢、クラシックを伝えていこうとするコンサートの形、新しいことへの挑戦、オリジナル曲(即興を含め)、文才さえ感じられるブログも、清塚信也らしい生き方を貫いていると感心させられることが多いのです。

若干25歳、まだまだ発展していくだろう彼を応援しています。
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