実用和声学―旋律に美しい和音をつけるために中田 喜直音楽之友社このアイテムの詳細を見る |
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この第一章 主要三和音 から
今日はふしぎな7度の和音のはなし。
主要三和音というのは、ドレミファソラシドのそれぞれに三度の和音をつけたものである。和音を作る時には、音階にある音を使う。というのはまあ、ピアノを習った方なら、それとなくわかると思う。ちょうちょ、を弾くときだって、校歌を弾く時だって、そうだったのだ。
ところが実際に音階順に三和音で弾いてみると、私にはどうも、その、ハ長調で言えばロ(七度・シ)のところの和音が、ヘンにきこえる。
何がへんなのかと考えると、その、シ・レ・ファの和音の一番高い音である「ファ」を、私はファ♯にしたいのである。
ファだとなんとなく半分フラットしているような、へんな、間違った和音に聞こえるのである。
理由は簡単でそこだけ完全五度ではないからである、もちろん。
じゃあなんでそんなものを音階ってことにして、みんなそのルールに則って、ややこしい作曲とかされているのか??? というのが疑問であります。
なんで? シっておかしいよ??
(つづく)
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