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響けブログ

音楽コドモから「音楽コドナ」へちょっと進化。ドラムとバイオリンと小鼓を弾く、ヒビキの音楽遍歴。

領収書と私たち。

2010-08-16 | コレクション
ほぼ日でみうらじゅんさんの新しいコンテンツが連載中のようだ。
この手のコンテンツでは他の追従を許さない、ほぼ日コンテンツ。みうらじゅんさんも仏教観ただよいながら、まったく根拠なきことで長々と聞き手を説得しようとしている最中に、自らふと進むべき道を見つけては、踏み出したとみるや、やはり根拠なき方へ帰ってくるという、いつものパターンは、やっぱり動画で見るのがおもしろい。中でもお勧めはこちら↓

ほぼ日刊イトイ新聞
第三回領収書が景気を支える。
http://www.1101.com/okane/jun/2010-08-12.html


ところで、私にとって本屋の中で、長年、最も縁がなかったのが「実用書」コーナーだったのだが、ある日初めてビジネス書というものを買ったのが領収書についての小さなブックレットだった。

だからということもあって、この領収書から切り込んでいこうというのは、なかなかの(話の)進むべき道である、と共感する。

領収書というのは私たちにとって、何なのか?(ま、もっともそのブックレットはたぶん「税務署にとって」領収書とは何なのか、という本だったと思うのだけど)とは、あなたの事業とは何なのか?とセットになっている。そういうわけだが、みうらじゅんさんは、またしても「ちっちゃい人間」というほうへ、逸れて行かれるのである。

やれやれ。

通勤大学法律コース 領収書―「最も身近な法律文書」領収書のすべてがわかる (通勤大学文庫)
ビジネス戦略法務研究会,舘野 完,古橋 隆之
総合法令出版

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この本だと思ったが、2003年刊とあるので、さすがに初めて買ったビジネス書とは思われない。だがこの内容というよりは、領収書に注目することに、とても強い印象を持ったことを覚えているのだ。

シングルベッドを探して三千里

2010-08-14 | コレクション
三千里って、12000kmだそうだ。うーん。ウィキによれば、日本列島の海岸線 : 全長 33,889 km (海上保安庁調べ)だそうだから、日本列島の海岸線を1/3ほどゆけば、三千里という長さなんだなあ。

伊能忠敬なら、いけてるだろう。

そこへ行くと、私は3里ぐらいがいいところだが、いや、なかなかよいものが見つかりません。ウッドスプリングというタイプのを探しておるのだが、イケアも最近シングルベッドの選択肢がめっきり減って、残念。

四千万歩の男 忠敬の生き方 (講談社文庫)
井上 ひさし
講談社

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ブリューゲル版画の世界展へ

2010-08-08 | コレクション
ブリューゲルへの旅 (文春文庫)
中野 孝次
文藝春秋

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ま、やっぱり最初のブリューゲル体験はこの本の表紙だったな。

ブリューゲルといえば、バベルの塔、雪の中の狩人などで知られるフランドルの画家だが、このたび渋谷・文化村で開催中の展覧会は版画のコレクション。

同時代(およびやや後)の作家の版画作品もいっしょに公開されていて、とても違うと思ったのが、遠景の描き方だった。ブリューゲルは「繰り返し」というのが好きで、ま、絵というものが何かの出来事を描いているとしたら、それによく似た出来事が、あっちにもこっちにも描いてある。遠いところで起きているものは、そりゃあ小さいので少しは「省略」されるのだけれども、手前の絵の遠景として描かれているというよりは、それはそれとして、また別のものを置いているのである。

そのように描こうというときに、版画というメディアはとっても適している。いや版画だからそうなったのかもしれないし、どちらの言い方が正しいのか、そもそもこういった観点に意味があるのかどうかもわからない。

しかしそれは、版画が原則的に白と黒の2値しかないということと、関係しているに違いない。それはあらかじめ符号化されており、この意味で、版画というのは「テキスト(文字データ)」に近いぞ、と私は思ったのだ。

島に大きな魚が横たわっていた。と書いたら、その遠景にも同じような風景がある(ついでに、このことはたいへん自己に対して客観的な感じがする)、そうしたときに「同じような」とか「似た」とかいう説明的なやりかたでなく、やはり向こうにも同じような出来事があることを「描こうと」したら、やっぱりテキストもブリューゲルのようになるのではないか?

いや、その点で、他の画家はそうでもなくて、それがちっとも面白くない、と私は思ったのだった。勝手なことだが「絵の都合によりすぎる」と思えたのである。

中世を旅する人びと―ヨーロッパ庶民生活点描 (ちくま学芸文庫)
阿部 謹也
筑摩書房

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中世再考 (講談社学術文庫)
網野 善彦
講談社

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『渓嵐拾葉集』の世界
田中 貴子
名古屋大学出版会

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ジュエリーのトップテンに入るもの。。

2010-07-27 | コレクション
驚きました。amazonを訪れるとジュエリーの広告(バナー)がすごく入ってくる(買ったことないのに)ので、うっかり押してしまったら、そのジャンルでのトップテンというのが表示され、ふとみると、意外なものが並んでいたわけです。まずは以下がなんと第三位!

Atrus【アトラス】 リングゲージ 1号~30号対応 プロ仕様 指輪ゲージ Ring gauge
atrus
ジュエリー工房アトラス

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でもって、以下が8位だそうですよ。

TOWN TALK シルバースパークル シルバー洗浄液 【タウントーク】 お手入れ用品
お手入れ用品
TOWN TALK

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厚いタイプのリングがお好きなかたは、こんなのもありました。やるねえ、この品揃え。ちなみにすでにあるリングを測る時には、三角錐のような鉄製の棒を使いますね。この棒には目盛りが打ってあって、リングを通してやると、そのリングのサイズがわかるという寸法。

指のサイズが測れるリングゲージ【平打タイプ】1号-30号
株式会社StrapyaNext

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しかしこれ、誰が買うんだろう、と考えると……やっぱり通販でジュエリーを買おうという人が、買うんじゃないだろうか。それはたぶん男性というよりは女性だろうと。最近シルバーの粘土みたいのがあって、これでジュエリーを作るのが流行っているけれども、指輪を作ろうという場合には、やはり棒タイプのメジャーが必要になってくるでしょうね。だからこのリングゲージというのは、要するに(商品名にも「プロ仕様」と書いてあるように)ジュエリーを売買する人が備えているもの、というのが本来の用途なんでしょう。

そういうノウハウをリテラシーと呼ぶ、とすると、ネット時代の世の中いろんなリテラシーを身に付ける人は身に付けていくし、付けない人はずっとつけない、という具合で、ずいぶん開きがでてくるのではないかなあ。だってさ、えーごの勉強だって、まずはほら、辞書を買ったりするものではないですか。このリングゲージはちょうど辞書のようなものなのでは? とも思うわけで。

ソーラー電波でない、という選択肢のために。

2010-07-17 | コレクション
[アディダス]adidas 腕時計 ORIGINALS Candy キャンディ ADH6059 メンズ [正規輸入品]
adidas(アディダス)
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PUMA(プーマ) 腕時計 SPIN Ladies PU910452005 [正規輸入品] レディース
PUMA(プーマ)
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[ワイアード エフ]WIRED f 腕時計 キューティー QT ユニセックス AGCM003 レディース
WIRED f (ワイアード エフ)
SEIKO WATCH(セイコーウォッチ)

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[ニクソン]NIXON 腕時計 THE TIME TELLER P RUBINE/YELLOW/BLUE NA119389-00 ユニセックス [正規輸入品]
NIXON(ニクソン)
nixon(ニクソン)

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[セイコー]SEIKO 腕時計 LUKIA ルキア ランニングスタイル SSVD003 レディース
SEIKO WATCH(セイコーウォッチ)
SEIKO WATCH(セイコーウォッチ)

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ついにソーラー電波時計を購入。

2010-07-16 | コレクション
ふうん。おもしろき、こともなき世を、おもしろくないな、しかし。
というので、ふんっと息張ったりすると、ろくなことはない、ひょんな買い物なんかしてしまうのであります。



しかしね、電波時計というのは、どうしたんだろうってくらいに「実用主義」なことは構わないのだけれども、「デザイン」から遠く離れてなんだよね。ここに文句をつけていると、あと何十年も待たなきゃいけなかったりしそうなので、もうここらで、そこはいいと、見ないで買おう、と決めたのであります。

結論から言うと、見た目1,000円の時計そっくり。(笑)

光ったりもしないし、石とか貼ってないし、というわけでカシオらし~い、(もっと装飾的でなくていいと思うんだけど、その中途半端さも)やっぱりカシオの一部~な、ソーラー電波時計(レディース)が手に入ったのでありました。

これで、2000円で、時計交換ごとに1000円かかっていた時計ともおさらば──というより、その時計がどこかへ消えてしまって2ヵ月以上たつので、不便だったのだ──しかもこのソーラー電波時計、なんと一万円を切るお値段なので、これで10年持てば2000円の時計とコストパフォーマンスは同じようなもの。メタルの時計ってすごいです。

んで、メタルの時計のめんどいところは、そう、ベルト調整でございますね。そういう時はググって、約20分ほどいただきまして、画鋲ととんかちで、この通りでございますよ。

私ってまじ、滅多にお金がかからないのよね。


↑これは外したベルトの部分。

それから以前も紹介したような気がする、時計のベルト調節の解説サイト↓
Cooの腕時計
http://www.mr-coo.com/belt/waripin.html

役に立ちます!


暑くなってきたので、冷やし中華。

2010-07-12 | コレクション


冷やし中華って、どうしてそう呼ぶのだろう、と思いながら食べる、それでもやっぱり「冷やし中華」って呼ぶよなあ。

盛りつけたはよいけれど、なんか忘れてる。そうなのだ、ハムの代わりのカリカリめベーコンでありました。やっとのせて、と。しかしあおじそものせたかったね、今こうやって絵を見ると。書いているだに、欲の塊という気もしなくもありませんが。


念願の『とはずがたり』を枕に。

2010-07-10 | コレクション
昨日は、またもや肺炎騒ぎで、沈没。頭が痛かったです。いやその、まじに頭痛がいたしました。

で、寝ているときは読めないのだが、あまりに寝ているのでそのうち眼がさめたりなどしているときに、『とはずがたり』ですよ、日本文学。珍しいです。こんなの読むの。高校の時、塾の古文の先生の大推薦だった一冊。それをたぶん大学の時かなにかに古書で買って、とっておいた筑摩叢書の初現代語訳(原文付き)。

こういったのも何かの縁でございましょう、などと語りも、なめらかに、あっさり、日本文学してしまうのは、いったいどういう身の代わりの早さでありましょうか。

やれやれ、なんかの根があるよ、この『とはずがたり』には。

とはずがたり―マンガ日本の古典〈13〉 (中公文庫)
いがらし ゆみこ
中央公論新社

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こちらはいがらしゆみこ版。私のは、富倉徳次郎訳。

英語ができなくても問題ない、という理屈。

2010-07-08 | コレクション

英語がわかるメリットはあるが、英語ができなくても問題ない。この堂々巡りが、いつも起こる──というのが昨日のはなし。

冷泉氏は、企業でよくささやかれる、この決め言葉「英語はできるが、仕事はできない」とかいうやつを採り上げていた。ノーベル物理学賞を受賞した先生の英語ができなくても……というのも、同じ趣旨のように見える。

これがへんなのは、もちろん英語ができるというのと、(英語のスキルが関係ない範囲での)仕事ができるというのは、ぜんぜん関係ないことだろう。英語ができる人はきっと、「そういうあなたは、英語ができないし、(英語のスキルが関係ある範囲での)仕事はできてないですよね」と思っているのだろう。私は別にどっちの肩を持つわけでもない。議論がかみあっていないのが気になるのだ。

このように実際に英語ができる、使えるという人が現れると、要するに、「英語ができるというその点についてはメリットがある」ということがますますはっきりする。「英語ができなくても問題ない」かどうかは、あまり検証されたり、アピールしたりする機会が少ないからだ。

だから、英語公用語化と呼ばれているものが目指しているのは、理屈はいいから、「英語ができるメリット」をみんな出しなさい、ということだろうと思います。ほんとはみんなじゃなくたっていいのだが、みんなということにしないと、ああでもない、こうでもないという余地を残してしまうからだろう。

そういうわけで、私は例によって、とにかくそのメリットを出す、ということを始める人をえらいと思う。これについてもすぐに「デメリットもある」という話になるのだけれども、今取り組んでいるのは、英語が現実に使えるようにすることであって、それに対してどれだけ効果をあげられるかだ。始めた人たちは、「メリット」と「デメリット」を比べようとは思っていないだろう。そういうわけで「デメリット」が評価される機会はやってこないものと思われる。

すると「英語ができなくても問題ない」かどうかについては問わないけど、そういう人は置いていくよというのが始まったものと、結局は見ることができるのではないだろうか。ま、それも「置いていかれても別に問題ない」という手があるか。

日本企業の英語公用語化、にぎわう。

2010-07-07 | コレクション
去る7月3日に配信されてきたJMM(作家の村上龍氏が主宰するメールメディア)の特集が冷泉氏による日本企業の英語公用語化だった。ユニクロのファーストリテイリングと楽天が採り上げられていた。

と思ったたぶん翌日だったと思う。朝日新聞でも、ほんとによく似た特集記事が掲載された。出てくる会社はもっと多かったけれども、柳井氏のファーストリテイリングも出てきたし、楽天の三木谷社長はインタビューを受けていた。

と、今、三木谷氏というのをググったら、その公用語化について、ずいぶんついーとされているようだ。この話題は、たぶん今後も変奏曲を奏でながら、引きも切らないに違いない。

やれやれ。

私の感想、というほどのものはないのだが、勝つためであろうと、こういう新しいことを始める人はえらいと思う。私が以前考えたことがあるのは、英語(別に英語でなくてもいいのだけれども)でコミュニケーションできたり、ふつうに読めたりできるのなら、そのメリットはいくらでもある。しかし、それをいくら言っても、できなくてもいい理屈というのがたくさんはね返ってくることが、すぐさま予想できるのだ。この状況はいつも同じだ。

(はからずも、つづく)

HTMLとCSSの標準化には目を見張り。

2010-06-28 | コレクション
何の話かというと、インターネットのウェブページの話。



今日は突貫でサイトを一本ざっと作った。

なぜザッとつくれるかというと、かつて作ったウェブサイトを同趣向で作り替えればよかったからだ。

ところが、こういうときにこそ、よく起こるのだが、半年もしないうちに、コードの書き方が「古くなって」いるのである。その頃はここはこういうふうに書いたのが、最近はそうは書かないよね、というふうに変わっているのである。

ああ、そうなると以前は検索・置換で入れ替えていたものなんかは、いっぺんに書き換えられるものへ変わっていくし、さらにいっぺんに書き換えるやり方も、よりユニバーサルな、個人の手仕事的でないものへと変遷していく……。

というわけで、やり直したくなってしまうから困ったものである。

駅前のマックがなくなり、モスが生き残った。

2010-06-28 | コレクション


モスの向かいにマックができて、昨今の安値攻勢に加え店内大改装も行われ、か細い息の根であったモスなのに、ある日突然マックがなくなり、モスが生き残った。西武新宿線の高田馬場の次の急行停車駅「鷺ノ宮」駅前のできごとであります。

でもって今朝は音楽コドモのヒビキも祖父母宅へ出かけて静かなので、ひょっとモスへ来てみれば、いずこも同じ茶店のあけぼの、モーニングセットというものをやっていて、それがなんと、ドリンク付きで270~300円というお値打ちメニューなのであった。(しかしこういう時の「value」というのは西友なんかでもやってるけど、なかなか日本語にならないですよね)

こんなの以前からやってましたっけ?