広島大学方言研究会ブログ

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近刊より

2014年03月19日 | ことばのお話

埋め草に、最近読んだ本を紹介します。

「辞書になった男」-ケンボー先生と山田先生-文芸春秋社 

正直言って、大学生活四年間の間に、視力の低下もあって読書力がガタッと落ちました。一冊の本を一気に一晩で読破する・・・などと言うことは、遠い過去のものになっていたのですが、あまりのおもしろさに久しぶりで夕方AMAZONから届いたものを、翌朝までに読破しました。ネタばれを避けて、内容は記しませんが。ある種、推理小説を読むようなわくわく感をおぼえました。宮部みゆき、横山秀夫のデビュー作に匹敵するかとも・・・。

本の主旨からはずれた話だけしておくと、見坊豪記さんのしたの名前を「ひでとし」と読むこと、山田忠雄さんが山田孝雄先生の息子だと言う、私にとっては初めての事実も知らされました。

佐村河内騒動、小保方騒動のさなかに読んで見るのも一興かと思います。

こういった調子で、たまには顔を出そうと思いますので、はねにしないで(広島弁)下さいね。

では。

OB(?)仕切


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