広島大学方言研究会ブログ

研究会の活動内容はもちろん、その他、諸々。
全員で作れる、全員で作るブログを目指して更新中。

研究会1/24

2014年01月25日 | 研究会

こんにちは。

坂本がお送りします。

 

今回の研究会は荒木さんと大窪さんによる今期最後の読書会でした。

テーマは『終助詞「か/よ/ね」の意味とポライトネス』というもので、日本語における終助詞を語用論的機能の観点から分類するという内容でした。

普段から感覚で使い分けている終助詞を改めて分類する難しさもあって、かなり深い内容だったように思います。

今回の読書会で僕が特に気になったのは、方言の終助詞についてです。

終助詞の中でも、特に無意識のうちに使っているであろう地元の方言の終助詞について、少し調べてみたくなりました。

 

さて、次回の研究会は、金平さんと荒木さんによるミニ発表です。

荒木さんには二週連続でお願いする形になってしまい、申し訳ありません。

お二人がどんな発表をされるのか楽しみです。

 

 

最近、3年生の皆さんは就職活動であわただしく動いているみたいで、僕としてはかなり焦りを感じています(笑)

それはそうと、忙しさのあまり体を壊すなんてことにはならないように、皆さんくれぐれもお気を付け下さい。

それと、ブログの更新が結構止まってたみたいなので、まだの人は早めにお願いしますね。

以上、坂本でした。

 

3年 坂本


研究会1/17

2014年01月24日 | 連絡事項など

こんにちは、3年生の吉野です。

 

今回の研究会は僕と正木さんによるミニ発表を行いました。

僕は「ペットの名前について考えること」というテーマで発表をしました。近年のペットの名前の変化が気になったのでざっくりと調べてみたわけですが、少々忙しく時間が不十分であったということもあり、導入程度のものとなってしまい申し訳ありませんでした。テーマ自体は非常に奥深いものだと思いますので、就職活動の暇を見つけては自分なりの調査を続けていきたいと思います。研究会の議論の中で出た、競走馬の名前というテーマにも興味がわきました。

 

正木さんの発表テーマは「共感覚表現ー『言葉は味を超える』より」ということで、甘い声・暖かい色などにみられる共感覚表現がなぜ成り立つのかということについての研究でした。僕も「甘い声」と言われれば、なんとなくうっとりしてしまうような声という想像はつきます。これはおそらく人生で経験してきたことや読んだ本の表現で目にしたことがあるからわかるんでしょうね。

一部の方は共感覚を持っていて実際に文字に色を感じたり、形に味を感じたりするそうです。ちなみに歌手の宇多田ヒカルさんも音に色が見える共感覚をもっていると言われているそうです。共感覚は訓練次第で後天的に身に着けられるらしいのでトライしてみるのもおもしろそうです。

 

さて、次の研究会は最後の読書会です。

ますます寒くなってまいりますが、体調を崩さないよう頑張りましょう!


研究会1/10

2014年01月14日 | 研究会

こんにちは、3年生の下です。

本日の研究会は僕と中西さんによる読書会でした。

今回のテーマは『ポライトネスのコミュニケーション』というもので、「高関与体」・「高配慮体」の2つのスタイルと、以前学習した社会的距離(D)と力関係(P)、行為の持つ文化内的負荷度(R)の3要素を用いて、あいさつなどさまざまなコミュニケーションの形態について分析するという内容でした。

コミュニケーションの形態の文化間の相違を、こうした考え方を用いて明らかにするという考え方が、興味深く感じられました。

次回の研究会は荒木さんと大窪さんのミニ発表です。

僕は福山で会社説明会があるため出席できませんが、是非頑張ってください。