こんにちは。無事4年生となり初更新をします、山川です。
今年度は、ブログの更新ともども頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
今週の読書会は、3年生の長島さんと(「談話・発話」)、友近さん(「言語計画・言語政策」)の担当でした。
「ポライトネス」や「言語政策」といった抽象的な話題が今回の中心でしたが、二人の発表のおかげもあり、高永先生ご不在の中でも活発な議論ができたように思います。
読書会の中で、印象に残った話題を紹介します。
twitterやfacebookなどのSNSが広まる現代では、テクストが「誰に向けて書かれたのか」が更に不明確になっている(と思われる)ことや、そもそも「誰かに向けて」いないのではないかということ。
身近な「言語政策」としてある「下から」の言語政策は、本当に「下」にある「本人」たちが主張しているものなのか?という疑問。これは「不謹慎」を言う人が、得てして「本人」ではないのと似ているのではないかと思いました。
また、「差別語」についても話題になりました。「差別」「差別語」は、そもそも最初からそうなのではなくて、誰かが作り出すものなのでは?という意見がありましたね。
次回の読書会は、吉澤くんと帖佐さんが担当してくれます!
また、次回で「社会言語学のまなざし」は読み終わる予定です。
以上、失礼しました。
4年 山川