広島大学方言研究会ブログ

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研究会 2/1 & 2/8

2017年02月09日 | 研究会

こんにちは。山川です。

暦の上では2月ですが、ブログ上では新年初更新ということになりますね。

あけましておめでとうございます。

 

新年は、亀井秀雄氏の『日本人の「翻訳」――言語資本の形成をめぐって』を扱った読書会を行っていました。

2月1日の研究会は、その読書会の最終日でした。

範囲としては、22章から24章をなんと高永先生が担当してくださり、25章から28章を山川が担当しました。

本書全体の「翻訳」の話題を概観する最終章を取り扱ったこともあり、文学の翻訳に留まらず、映画の字幕やポスターなど様々な話題が飛び交い、盛り上がりを見せた研究会でした。

 

また、翌週の2月8日は、4年の卒論要旨発表会でした。

題目はそれぞれ以下の通りです。

 

吉澤「二者間の会話における非言語要素の研究」

帖佐「鹿児島方言の使用実態に関する研究―特に『気づかない方言』に注目して―」

山川「『日本人』のコノテーションに関する計量分析」

 

三者三様の卒論の題目について、質疑応答も活発で、多くの意見交換ができた要旨発表会だったのではないかと思います。

 

また、こうした卒論要旨発表を終えてやっと(主に4年が)心休まる新年を迎えられたということで、その後新年会がありました。

昨年末の忘年会に続いて、終始和やかな雰囲気で楽しい会となりました!

 

以上、やや駆け足でこの2週間を振り返りましたが、これで本年度の研究会は終了ということになります。

月並みですが、一年が過ぎるのは本当に早いなと実感させられますね……。

来週からのことを考えると淋しくなりますが、卒業までのもう少しの時間、今しかできないことをして、なるべく実りあるものにできたらなと思っています。

 

明日からまた寒くなるとの予報ですので、皆さま体調には十分に気を付けて下さいね。

長文、失礼しました。

 

4年 山川秀昭


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