広島大学方言研究会ブログ

研究会の活動内容はもちろん、その他、諸々。
全員で作れる、全員で作るブログを目指して更新中。

研究会11/20

2012年11月26日 | 研究会

こんにちは。更新が遅くなり申し訳ありません。もう火曜ですね…。

今年も残すところあと1か月ちょっと。早いものです。

 

さて、11/20の研究会は中西君の研究発表プレプレでした。お疲れさまでした!

発表題目は「『琉神マブヤー』で使用されるウチナーヤマトグチの影響力」でした。
龍神マブヤーという子供向け特撮番組が、沖縄の共通方言であるウチナーヤマトグチに影響を与えているのではないか?ということを調査・考察する研究のようです。(ざっくりでごめんなさい!あと、「共通方言」という言い方も適切かどうか迷いました;)

県連協のデータを使いた仮説の設定や、沖縄方言のなかでも地方(島)によってマブヤーからの被影響度に差異があることなど、いろいろな視点が見出されていて、研究らしい展開の見通しがあるテーマだと思いました。現段階では曖昧な情報しかない項目を削り、残ったところを厚くするとより良いねということでプレプレを終えました

中西君は、なにより調査協力のつてがあることがすごいです。これからこの研究を実証研究として格好いいものにするための太い柱になりそうですね。

先生がおっしゃったように、卒論に繋げていって調査結果が出せれば、なんか格好いい研究になるのではないでしょうか。

まぁ内容よりもまず、発表しながらずっと顔色が悪かった?ので心配でした。荒木さんもお休みでしたね。
風邪が流行っています。みなさん気をつけてください!今年の風邪は治ってまた引いたり長引いたりすると聞きました…。

では、次回は同発表のプレです。

(4年 永井)


研究会11/13

2012年11月15日 | 研究会

こんにちは、3年上田です。

めっきり寒くなってきましたね。

 

13日の研究会は読書会でした。

『異文化コミュニケーション学への招待』という本の第4章を読み始めました。

「持続可能な未来と通訳翻訳学―多様性の視点から」を栗林さん、「通訳―異文化コミュニケーションを超える現象」を永井さんが担当されました。

 

通訳・翻訳の難しさについて様々な意見が出ました。

つたない英語で自分の言葉で言うことと、通訳者に通訳してもらうことの、それぞれの長所や短所についての意見、また法廷における通訳についての意見などがありました。

特に、通訳・翻訳というと日本語以外の外国語から日本語へ訳す、ということを真っ先に思い浮かべるのですが、同じ日本語であっても、要約などは翻訳ではないか、という意見がおもしろいと感じました。

たとえ同じ日本語で話していても、他人は異文化である以上完全にその意図をくみ取ることは不可能なのだろうな、と思いました。でも、だからこそ人と話すことは面白いのだと思います。

次回の研究会は3年生研究発表会のプレプレ発表です。担当は中西君です。よろしくお願いします。

 

そして、最後にお知らせがあります!

3年生研究発表会が11月17日(土)13:00より文学部講義棟B251教室にて実施されます。わたしは「映画の日本語訳に用いられる方言について」という題目で発表します。

お忙しい時期とは思いますが、何卒ご出席いただきご指導よろしくお願い致します。

それではまた。発表会、頑張ります(・×・)!

(3年 上田)


研究会11-6

2012年11月06日 | 研究会

11月6日の研究会は、発表の本番を17日に控えた、上田さんのプレ発表でした。とても分かりやすくよくできていると思います。

私個人としては、課題は―皆さんから指摘があった「何を明らかにしたいのか?そして、何が明らかになったのか?」ではないかと思います。ひらき直って「吹き替え映画に見るステレオタイプ方言」という論にするのも一つの手かな?と考えたりもしました。いずれにしてもあと十日。頑張って下さい。

次回は、久しぶりの読書会です。永井さん、栗林さん、よろしくお願いします。順を踏むと、司会、ブログ更新ともに上田さんということになります。頼みますね。

さて皆さん。そろそろ忘年会の季節が近づいて来ますよね。“夏季調査の打ち上げ”“研究発表慰労会”なんでもいいんですけど、ボチボチ一回やりましょうね。

蛇足:少し旧聞に属しますが、自民党総裁選に立候補した石原伸晃が決意表明の場で「~立候補させていただくことを決意させていただきました」と述べていました。フランス語を使う人は掛け算ができない(でしたっけ)―などと一国一文化を相手に喧嘩を売った慎太郎も、子供の国語教育はまったくできてないようですね。聞いているこっちが恥ずかしくなりました。

ではでは。