広島大学方言研究会ブログ

研究会の活動内容はもちろん、その他、諸々。
全員で作れる、全員で作るブログを目指して更新中。

研究会6/21

2013年06月24日 | 研究会

はじめまして、こんにちは。三年の吉野です。

どうぞよろしくお願いします。

 

さて、今回の研究会では来る29日の研究発表会のプレ発表を行いました。

高下君と大窪さんのお二人ともなかなか興味深い内容をテーマに、先週よりさらに質の高い発表となりました。

大窪さんは方言ブームについて年代別にその動きを調査し、高下君は広島市議会議事録に見られる広島方言と広島方言のアスペクト表現について調査を進めており、発表会本番に大いに期待したいところです。

 

そして、その後は夏休みに行われる現地調査の行き先を検討しました!

候補地には北海道、沖縄、鳥取、瀬戸内の島々など様々挙がりましたが現実的にはやはり近場になるんでしょうかね。

なんにせよ、どこに決定するか楽しみですね。

 

さあ、いよいよ来週は研究発表会本番なのですが、正直お二人のようなクオリティの発表がいざ自分の番が回ってきた時にできるか不安に思ったりそろそろ自分もテーマを考えておかなければいけないなと焦ったりしている今日このごろです。

これからは日常生活のなかで、より一層研究テーマのヒントが落ちていないか探していこうと思います。

 

以上、吉野がお送りしました。それではこの辺で失礼します。

 

3年  吉野

 

 

 

 


研究会6/15

2013年06月21日 | 研究会

はじめまして、こんにちは。3年の高下です。

今後ともよろしくお願いします。

 

今週はずいぶん更新が遅くなってしまってすみません。

15日は、29日に行われる日本文学・語学コースの研究発表会に向けた大窪さんと僕のプレプレ発表会でした。

大窪さんは戦後日本の「方言ブーム」についての研究、僕は広島市議会会議録を用いた方言の研究です。

 

大窪さんはしっかりと文献を引いてきっちりと纏めていて、最終的にどんな発表になるのか楽しみな内容でした。

僕のほうは内容は拙いもので、皆さんの集中砲火愛の鞭を頂いて、自らの至らなさと研究の何たるかを痛感した一日でありました。

 

さて、どうしてこんな時間にブログを書いているかというと、明日のプレ発表のことで頭がいっぱいで、先週のブログ担当だったことをすっかり失念していたわけです。

まだ明日の研究会は開かれていないのでセーフということで…。

ブログは間に合いましたが、まだ発表のほうは全然形になっていないので、今日も徹夜で取り組みます!

台風が接近してきているようで、明日の講義と研究会がどうなるかちょっと心配ですね。

こういう天候の日は可部線は遅れるし、高速バスも遅延&混雑するしで自宅生には辛いところです。

 

以上、高下がお送りしました。今回はこの辺で失礼します。

3年 高下


研究会6/7

2013年06月07日 | 研究会

初めましてこんにちは。3年の坂本です。

どうぞよろしくお願いします。

 

今回の研究会は前半が荒木さんによるミニ発表、後半は中西さん担当の読書会でした。

 

荒木さんの発表は「ポライトネス理論と日本語の人称」ということで、日本人の人称詩の使い分けについて、ポライトネスの観点から考察するといったものでした。

聞きなれない言葉が出てきたもので少し身構えてしまいましたが、考えてみればとても身近なお題だったと思います。

 

読書会の内容は、アクセントの揺れについてでした。

ここでは名前のアクセントにも揺れがあるという話が出ました。広島の方の名前に特徴的な読み方があるということでしたが、考えてみると僕の地元鳥取でも広島と似た特徴があったように思います。

それと、「~田」(前田、川田など)という苗字の「田」の読みについて、地元では圧倒的に「た」と読む人が多かったのも気になりました。

 

今回の研究会も驚きの連続でした。特に驚いたのは茨城の方言には語形としての敬語が無いということです。

これまで茨城出身の方と接する機会がなかったのですが、今回学んだポライトネス理論を参考に接触を図りたいと思います。

 

さて、来週の研究会は下君と大窪さんによるプレプレ発表です。いよいよですね。

二人がどんなテーマで発表するのかとても楽しみです。とはいえ僕も他人事ではないのですが・・・

 

以上、坂本がお送りしました。それではこの辺で失礼します。

 

3年 坂本


鬼平犯科帳

2013年06月03日 | ことばのお話

仕切です。

つい先日、鬼平犯科帳のスペシャル版というのを見ました。中村吉衛門と中村嘉葎雄の掛け合いがそれなりにおもしろかったのですが・・・。終わりの方で、張り込みのために部屋を貸してくれた爺さんに向かって、平蔵の部下が「改めてお礼にうかがわせてもらう」と言っていました。思わず吹き出しそうになりました。「サ入れ」のもっとも古い使用例でしょうか?