消費者の危機感をあおって商売にむすびつける商法があります。
リフォーム詐欺、投資の世界でいう破綻商法等々……出版でいえば「ノストラダムスの大予言」や、癌は何々でなおるとかですね。
米国産牛肉輸入によるBSEリスクと企業の対応に関する善し悪しはとりあえずおいておきます。
オーマイニュースは危機感をあおる手法はとっていないでしょうか。
先のエントリーにもした「吉野家の牛丼から骨」要約記事を読んでみましょう。
本来は軟骨混入のクレームにもかかわらず、オーマイニュース要約記事では軟骨であることを明らかにせずにギャートルズのマンモス肉の骨のごとく連想させるような「フライドチキン並み」骨3本と表現しています。
オーマイには掲載されていないマイニュースの骨の写真を見ても「3本」というより「3個」に見えます。
信頼できる筋によれば、軟骨の混入で吉野家にクレームを寄せたのは小林信一(仮名)の件1件だけだそうです。クレームが1件で複数のニュースサイトで報道する価値はあるでしょうか。なので、このエントリーも投稿せずブログ掲載とします。
●「フライドチキン並み」骨3本という表現
●軟骨が混入していることと、BSEのリスクがある特定部位混入が混じっていることは違うことなのに、骨そのものがリスクのある部位のように誤読をさそうような記事展開。
●クレーム時の様子は小林信一(仮名)さんの主張のみで、吉野家側からの言い分がない。
読者にとって、オーマイニュース牛丼記事は危機感をあおる印象操作記事になっているような気がします。
先日の吉野家よりあったメールの要旨と、オーマイニュース記事の対比をしてみます。
調理の工程や、タレの扱い等興味深い所もあったのですが、クレームの件とは関係ないことなので今回は省きます。
=====================================================================================
■吉野家のメール転載許可がでないので、要旨をまとめてみました。吉野側からみた顛末はこうです。
* * * *
12月10日15時30分頃小林信一(仮名)さんが吉野家 梅島駅前店にクレームに赴く。
店長の代行者である本社の方が電話にて謝罪をする。
本社の方が返金対応をさせて頂く事を小林信一(仮名)さんに申しでる。
小林信一(仮名)さんは代金の返却については断り、代替商品を求る。
本社の方が15時に牛丼販売を終了し牛丼の作成再開には時間がかかるので「明日でよければ」と回答(その時点では調理済みの牛丼の具は無かった)。
小林信一(仮名)さんが「明日来いという事か」と立腹し一方的に電話を切る。
小林信一(仮名)さんが名前、電話番号をあかさなかったため、吉野屋はそれ以後の対応が出来なくなる(マイニュース記事には小林信一(仮名)さんは「ご意見をお聞かせください」の類のものは書いた、とある)。
* * * *
■オーマイニュース林 克明氏の記事「吉野家の牛丼から骨」によると、以下のような描写になっている。
* * * *
電話に出たのはAさんという方で、こんなやりとりをしました。
−−どういうことなんですか?
A氏「牛丼は3時で終わりなんで、明日取りに来てももらえますか?」
−−そういう問題じゃないでしょ。まず先に申し訳なかったとか、骨が入っていた原因を話すとか。骨の部分がどういうものなのか、話すべきじゃないんですか」
A氏「いやぁー大丈夫ですよ、全然」
なんだかその口調を聞いていて、おそらく私がクレームというか、いいがかりをつけるような人間だと思ったんでしょう。あしらう、というか小馬鹿にするような対応だったんですよ。
A氏「お金を返せばいいんですか?」
−−お金を返せとか、そういうつもりで来たんじゃないですよ。息子が楽しみに買った
ものなんだから、取り替えてくれればいいでしょう
なのに、3時で火を落としたから明日来てくださいと相手はいう。対応はひどいと思いましたが、こちらが言いがかりをつけたように受けとられると嫌なので、「もういいから」と言ってAさんとの電話を切りました。
* * * *
〈付録〉
マイニュース掲載の写真からすると、クレームがあった店は吉野家 梅島駅前店→ と特定出来ますね。
【補足】
メールの中では梅島駅前店とは書いてはありませんでした。
リフォーム詐欺、投資の世界でいう破綻商法等々……出版でいえば「ノストラダムスの大予言」や、癌は何々でなおるとかですね。
米国産牛肉輸入によるBSEリスクと企業の対応に関する善し悪しはとりあえずおいておきます。
オーマイニュースは危機感をあおる手法はとっていないでしょうか。
先のエントリーにもした「吉野家の牛丼から骨」要約記事を読んでみましょう。
本来は軟骨混入のクレームにもかかわらず、オーマイニュース要約記事では軟骨であることを明らかにせずにギャートルズのマンモス肉の骨のごとく連想させるような「フライドチキン並み」骨3本と表現しています。
オーマイには掲載されていないマイニュースの骨の写真を見ても「3本」というより「3個」に見えます。
信頼できる筋によれば、軟骨の混入で吉野家にクレームを寄せたのは小林信一(仮名)の件1件だけだそうです。クレームが1件で複数のニュースサイトで報道する価値はあるでしょうか。なので、このエントリーも投稿せずブログ掲載とします。
●「フライドチキン並み」骨3本という表現
●軟骨が混入していることと、BSEのリスクがある特定部位混入が混じっていることは違うことなのに、骨そのものがリスクのある部位のように誤読をさそうような記事展開。
●クレーム時の様子は小林信一(仮名)さんの主張のみで、吉野家側からの言い分がない。
読者にとって、オーマイニュース牛丼記事は危機感をあおる印象操作記事になっているような気がします。
先日の吉野家よりあったメールの要旨と、オーマイニュース記事の対比をしてみます。
調理の工程や、タレの扱い等興味深い所もあったのですが、クレームの件とは関係ないことなので今回は省きます。
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■吉野家のメール転載許可がでないので、要旨をまとめてみました。吉野側からみた顛末はこうです。
* * * *
12月10日15時30分頃小林信一(仮名)さんが吉野家 梅島駅前店にクレームに赴く。
店長の代行者である本社の方が電話にて謝罪をする。
本社の方が返金対応をさせて頂く事を小林信一(仮名)さんに申しでる。
小林信一(仮名)さんは代金の返却については断り、代替商品を求る。
本社の方が15時に牛丼販売を終了し牛丼の作成再開には時間がかかるので「明日でよければ」と回答(その時点では調理済みの牛丼の具は無かった)。
小林信一(仮名)さんが「明日来いという事か」と立腹し一方的に電話を切る。
小林信一(仮名)さんが名前、電話番号をあかさなかったため、吉野屋はそれ以後の対応が出来なくなる(マイニュース記事には小林信一(仮名)さんは「ご意見をお聞かせください」の類のものは書いた、とある)。
* * * *
■オーマイニュース林 克明氏の記事「吉野家の牛丼から骨」によると、以下のような描写になっている。
* * * *
電話に出たのはAさんという方で、こんなやりとりをしました。
−−どういうことなんですか?
A氏「牛丼は3時で終わりなんで、明日取りに来てももらえますか?」
−−そういう問題じゃないでしょ。まず先に申し訳なかったとか、骨が入っていた原因を話すとか。骨の部分がどういうものなのか、話すべきじゃないんですか」
A氏「いやぁー大丈夫ですよ、全然」
なんだかその口調を聞いていて、おそらく私がクレームというか、いいがかりをつけるような人間だと思ったんでしょう。あしらう、というか小馬鹿にするような対応だったんですよ。
A氏「お金を返せばいいんですか?」
−−お金を返せとか、そういうつもりで来たんじゃないですよ。息子が楽しみに買った
ものなんだから、取り替えてくれればいいでしょう
なのに、3時で火を落としたから明日来てくださいと相手はいう。対応はひどいと思いましたが、こちらが言いがかりをつけたように受けとられると嫌なので、「もういいから」と言ってAさんとの電話を切りました。
* * * *
〈付録〉
マイニュース掲載の写真からすると、クレームがあった店は吉野家 梅島駅前店→ と特定出来ますね。
【補足】
メールの中では梅島駅前店とは書いてはありませんでした。
「あるある」のお家芸でしたね。日本人の90%以上が危機にさらされています。って90%以上ならそれが普通じゃないのか?って感じで…。
実は、マルチ商法のセミナーに何度か参加したことがあるのですが。まさにそれでしたネw。
1.現在の医療の問題点
―ふむふむ。納得。
2.西洋医学では解決しない病気もある。
―それはそのとおりだ。
3.私たちは危機にさらされている
―言い切ってよいの?そういう側面があるのは事実だが。
4.ではどうすればよいのか?
―このあたりからハチャメチャな理論のオンパレード
朝日新聞などの大新聞にのっている本の広告で、
「癌は治る」等の本の広告も、大朝日が載せているからという安心感もあるのでしょう。
記事と広告営業は別ものと考えているのでしょうかね。
上祐さんがMIXIに現れていますが、不安商法のおおもとは宗教かもしれません。新興宗教は現れては消えていきますが、なにかマニュアルのようなものがあるのかな。
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/936801.html
>上祐さんがMIXIに現れていますが
あのリンダちゃんが早速マイミクに参加したようですwww さてどうなる事やら。
http://d.hatena.ne.jp/femmelets/searchdiary?word=%2a%5b%a5%a4%a5%f3%a5%bf%a1%bc%a5%cd%a5%c3%a5%c8%5d
しかしそれは、特定の店長の資質によるのでは。
社風というのはどこの会社でも現場の人によるのが大きいのだが、吉野家自体の社風はさほど酷くはないようにかんじられる。
アルバイト氏も、社風を創る一員なのだから、まあどこで働くにしても、がんばれ。