豊國神社を知っておられますでしょうか。とよくにじんじゃと呼ばれることもありますが、大阪の同神社はほうこくじんじゃと呼びます。大阪城二の丸にあり、あまり大阪の人にも知られていません。大阪城に観光に訪れる外国人がついでに見学する程度でしょうか。日本人の参拝は少ないように思います。しかし!これでいいのでしょうか!! 大阪を天下の台所と呼ばしめた街の原型を作った大恩人に対して、大阪の人はもっと敬意を払い、少なくとも年に1度は参拝する必要があるのではないかと思うのです。豊國神社の沿革を見ると明治12年(1879年)に 京都豊国神社の大阪別社として北区中之島に創建されましたが、昭和36年(1961年)に現在地の大阪城二の丸へ遷座しています。以後大阪の人にとって豊國神社は知る人のみが参拝するマイナー神社になってしまいました。確かに結婚式場として繁盛しているようですが、太閤殿下に敬意を表するために参拝者は少ないでしょう。私は大阪の経済衰退の原因はこの太閤殿下への感謝の気持ちが大阪の人からなくなったからではないかと考えています。アサヒビールの復活も樋口社長が先輩物故社員の供養をしたからと樋口社長自ら話されています。業績を上げている大きな会社には高野山や京都の供養塔があります。大阪の人も多くの人々の寄付を募り豊國神社を大阪のど真ん中に持ってきて大阪の人が必ず初詣に訪れる神社、10日戎とならんで商売繁盛、立身出世を祈願する神社として再建することが必要なんではないでしょうか。それこそが大阪の経済復活の原動力となることでしょう。
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