松阪いさおと中央区を元気にする会

中央区民をはじめ広く大阪市民の皆様の意見をお聞きして大阪市政に提言する政治団体です

夢洲にはIRでなく野菜工場を建設

2021年07月11日 | 市民の方々との対話
世界の人口は2020年の統計で約78億人。
2000年代の半ばには100億人に達する見通しです。
ということは30年くらいで100億人に達します。
世界の穀物生産量は毎年26億トン以上。
在庫もあるので、今のところ世界では
すべての人が十分に食べられるだけの食料は
生産されていると言われています。

日本の食料自給率は38%
ところが
日本の食料自給率は38%(カロリーベース)。
6割の食料を海外からの輸入に頼っています。
先進国ではめずらしいことです。
(https://worldfoodday-japan.net/)

6割以上を輸入に頼っていると言うことは、
もし戦争が起こったり、輸入している先の国との関係がこじれた場合、
日本人の食料が輸入できなくなる可能性があるということです。
さらに、
その国と何か交渉するときに
食料輸入禁止を交渉のカードとして使われる可能性すらあります。

主な輸入国
主な輸入国は、アメリカ、中華人民共和国、カナダが多くなっていますが、
特に冷凍野菜は中華人民共和国から約5割を輸入しています。
(農林水産省HP)

野菜は天候に影響を受けやすい農産物なので、
輸入に頼りやすくなっているのだと思います。
しかし、
今後中華人民共和国との関係が悪化したり
さまざまな事情で輸入ができなくなる可能性も考えておかなければなりません。

野菜工場の建設を
この野菜不足を解消するために、
最適なのが、野菜工場です。
先端技術である野菜工場を都市近郊に建設し安定的に
四季折々をかんがみて供給していくシステムを構築するべきと考えます。

都市近郊の野菜工場は、
無農薬で衛生的で天候に影響を受けません。
輸送費も近郊なので安くできます
また工業製品のように
市場の動向を見ながら
価格も安定して出荷できます。

夢洲に野菜工場を
大阪市においては舞洲、夢洲、新島の土地利用が課題となっていますが
ここに食物工場を建設し、大阪近郊住民に食糧を安定的に供給します。
野菜だけでなく、
米や小麦ジャガイモなどの穀物も技術的には可能と言われていますが
大阪市が率先して技術開発を行い
野菜のみならず、穀物も安定的に生産できれば
日本の食料安保に貢献できます。

このように
食物工場は埋立地の有効的に活用できますし、
同時に食の安全を確保できるという良いことだらけです。
まさに「夢」の「舞」う「新」しい構想だと言えます。

皆さんはどのようにお考えでしょうか?


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