以前読んだ本に「新幹線の駅で『新』のついた駅の都市は軒並み経済が低迷いしている」その理由として「在来線の主要な駅とはなれているために乗り換えが悪いからだ」(増田悦佐「大阪経済復活」)と書かれていました。実際新大阪まで大阪駅から電車に乗れば10分とかからないが、乗り換えの時間を含めるとやはり30分近く要します。東京駅にしても名古屋、京都などは歩いて乗り換え可能です。単に時間の問題だけでなく心理的にも新大阪は遠いと思います。このため増田氏はウメキたの開発を機に新幹線をウメキタに引き込めと主張しています。実はわたくしもその意見に大賛成で、東海道新幹線だけでなく山陽新幹線、今後開通する北陸新幹線もウメキタに終着駅を設けます。さらに山陰新幹線も開通させます。和歌山から四国に向かうリニア新幹線もウメキタから出発しますので大阪駅が西日本の最大ターミナルになります。これらが2030年ごろまでに完成すれば、東京一極集中はなくなり、東京・大阪そして名古屋が一つの大きな経済圏が出来上がり日本経済は空前の好況を呈するようになるはずです。企業は東京に比べて地価の安い大阪に拠点を構えるようになるでしょう。大大阪の復活も夢ではありません。
60歳代以上と60歳未満との投票結果が真逆なのに驚いています。名護市では何が起こっているのだろうか。60歳代以上の方と各年代の差は20%くらいで逆転している。ネットなどで「選挙移民」と呼ばれる人が投票しているのではと書き込みがあったが、名護市の年齢別人口構成から投票率をかけてざくっと計算するとこの20%の差は実数で300名くらいの差になるのではないでしょうか。300名くらいなら選挙移民の存在も現実味があり、本土の活動家が一時的に転入届をすれば可能な数字ではあります。あくまで推測にしかすぎないのですが、こんな顕著な違いを見ると沖縄の実態が垣間見られるような気がしてなりません。沖縄の人の本音は60歳未満の人の結果だと信じたいところです。しかし、90歳代以上の方の86%の意見もまた本音かもしれないのですが。