朝は -4度、日中は曇りで最高が2度。今までで一番寒い日でしたよ。
午後遅くから雨が降り出して今現在も激しく降り続いています。
先日また毛糸を染めてみました。
ヤマモモの樹皮粉です。
もう何年も前に買っておいたものですがなかなか染めるまでに至りませんでした。
この前ミセスサニーさんが庭のヤマモモの剪定枝で染めていらっしゃったので私もやっとこさ思い腰を上げて乾燥樹皮で試しに染めてみました。
サニーさんのヤマモモの染めの記事はこちら
フラッシュを焚いて写したのでかなり赤く見えますが実際は茶褐色という感じです。
媒染せずに1番液で染めました。
椿灰で媒染して1番液と2番液を合わせたもので煮染めしてみました。
樹皮を煮出した液がかなり濃い液だったのでどんな色になるかなあと思いましたがわりとおとなしい色に落ち着きました。
もしかして媒染液の濃度が薄かったかもしれません。
今度は違う媒染剤で染めてみましょう。
右が山桃染め、左は前回の月桃染めです。
おもしろいことにどちらも名前に桃の字がつきますね。
すごいですよね、20回も染液をとるなんて。
台所でながら染めをやっていたのではなかなかそこまでは根気が続きません^^;
やはり極めるには研究心と努力がものをいいますね。
以前は桜やガマズミで7回くらい煮出したのが精一杯でした。
ほんとにsakiさんには貴重なお話を教えて頂きました、ありがたいです。
草木染の手法はきっといろいろ研究されていて
奥義があるのでしょうね、
勉強になりました。
sakiさんは本格的に染めを習っていらっしゃるのですね。
私のお粗末な自己流の染めを見ていただいてお恥ずかしい・・・^^;
そうですか、あくが強いのですね。すごく濃い液がとれたのに染まりが薄かったのはそのせいなのですね。
乾燥させたものですが煮出しているときや染めているときにアカネのようなにおいがしていました。
3回目から純粋な色がでてくるのですか、確かに以前試したほかの植物も2番液までは黄色の色味が出ていたように思います。
次回は何度も煮出して染めてみますね。
私のつたない染めに貴重な教えをありがとうございます。
ふだんは庭や周辺の身近なハーブや草花などで染めているので買った材料ではなかなか試すことがないんです。
教えていただかなかったらきっと次回も1,2番液くらいで終わったと思います。
植物の持つ色ってほんと不思議ですね。
ヤマモモはとても優秀な染めの材料で、煮出し液、1~2回まではあくが出て色が濁ります。わたしの先生である山崎桃麻先生は捨てていました。3回目からどんどん色の純度があがってゆき、
20回目ぐらいではきれいなレモンイエローのようになります。
何度でも使えますからじゃんじゃん試してください。
やまももは耐寒性にかけるので庭植えできないのが残念ですね~。
ずっと前に買っておいたのでチップだとばかり思っていましたが出して見たら樹皮粉と書いてありました。かなり細かく砕かれていて本当に粉末になっているのも多いです。
煮出したときはすごく濃い色だったのですが媒染がうまく行かなかったかもしれません。
今度は別の媒染で試してみますね。
植物をフレッシュで使うかドライにしてから染めるかで色合いがかなり変わりますね。
へえ、ヤマモモは江戸時代から染め用に使われたのですか、知りませんでした。
私は以前読んだ小説に出てきたので興味を持ったのですが。
サニーさんのおうちのヤマモモは実が生りますか?おいしいですか?
何でも植えてあるんですね~
出来上がりの色も全然違いますが、
染まる材料ということは確かですね。
「江戸時代によくつかわれた材料・・
木綿でもよく染まる・・
ミョウバンとオハグロで重ね染めして作務衣など汚れやすい服に適している・・」など
果実や庭木以外の価値がわかってうれしかったです。