Fewer Broken Pieces / David Bazan
ペドロザライオンのデヴィッド・ベイザンのソロ1作目。
どうも、嫌な気分の時にペドロザライオンを聴く傾向がある。
最近も結構聴いていたのだが、そんな折、何の気なしに思いつきで検索してみたら
彼の新作がリリースされているのを発見。
新作情報などは一切知らず、特になんの期待もしてなかったので、コレが見つかった時はいかにも唐突であり、ゆえに非常に嬉しかったわけで、これはもう躊躇無く購入ボタンをクリックしてしまった。
全10曲なんだけど、後半5曲は前半5曲のアコースティックヴァージョンという構成。
いってみればバンドサウンドとアコースティックの詰め合わせ。
夏にピッタリな、デヴィッド・ベイザンからのお中元と、いえなくもない。
(注 全然、夏にピッタリではありません。注2 後半5曲はDLしてません)
もちろん、ソロ作とはいえ随所に顔をのぞかせる哀愁メロは健在だし、独特の味や良い意味でのインディー臭さは失われていない。
しかしながら、彼のイメージだった、たるい脱力系ヴォーカルと哀愁メロディの絶妙な組み合わせってトコロからすると、今回、ヴォーカルがやけにパワフルだし、全体的にエネルギッシュな感じがする。
気合の一発かもと思うのである。