Moon Over The Freeway / The Ditty Bops
ロスの女性デュオの
1stの時に「音楽好きな田舎の姉妹が自由に作ったような大らかさ」と書いたのだが、このアルバムでもそんな空気感を満面に漂わせつつ、でも、実は完璧にプロフェッショナルな完成度。
古き良きアメリカンミュージックの楽しげな雰囲気を見事に醸しだし、素晴らしいコーラスワークがその質感をスウィートたらしめ、聴き心地は実に快適。
曲調もバラエティに富んでおり、それでいてあくまでも軽妙洒脱。
密かなるツワモノ振りを大いに発揮している。
アートワークも自分たちで手がけているようだし、選挙区を自転車でまわる河村たかし(民主党・我が選挙区)みたいに、自転車で会場をまわるバイシクルツアーなるものも行っているようだ。
そんなサークル活動のような素人クササも微笑ましいディティ・ボップスだが、そのクオリティ侮り難しである。
侮り難しといえば、彼女らの公式サイト。
なんと1st、2ndの全曲がフルレンジで試聴出来てしまうというサービス振り。
このへんも素人クサイといえるかも。