妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

3月11日の釣り

2011-08-10 22:14:23 | 認知症介護
3月11日、地震発生時いつもの池でヘラブナ釣りをしていた。

揺れは徐々に大きくなり、立っているのがやっと、歩くことはできない。

100メートル程先の民家の瓦が、崩れ落ちるのが見えた。

土手は数メートルにわたりヒビが走った。

数分続いたいまだかって経験の無い震度6弱の大地震

家に帰ると、テレビは倒れ額は落ち、食器棚の殆どは落ちた。

仏壇は倒れなかったが、中の物は位牌を含め全部落下した。

その後大きな余震があったが位牌が倒れることは無かった。

この日、地震発生まで仲間4人共、いつもと変わらぬ釣果があった

のを覚えている。

この時、原発事故、放射線汚染など、だれも予期出来なかっただろう。

ただ、施設の妻が気掛かりだった。

早速訪ねると地震のことなど全く覚えてないようだった。
認知症でも危険体験は記憶してると思ったが、それから暫く水不足
ガソリン不足が続いた。
今、まだ原発事故の終息が見えない。
               郡山市内の野池でのヘラブナ釣り


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