妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

呆けても人権を尊重した配慮が欲しい

2012-03-02 00:36:07 | 認知症介護

6年前のデイサービスの連絡帳からの介護体験記録です

平成17年12月25日(日)

毎日 ただ黙って じっとしていない妻の行動を見守っているのが苦痛です

目が離せないです


これから先 どうなるのか お先 真っ暗です


何が起きるのか わからないことを考えるのは 無意味ですが

心配事が浮かんできてしまいます


送迎時 施設の職員の方々と 少しでも お話できることが

何よりも介護の支えになってます

感謝しています


施設からの便り

今日は 今までにない行動がありました


昼食を全て召し上がった後 食器をなめ 汚れているものをなめていました

その後 つぎの器はポケットからティッシュを取り出し それで拭いていました


今までになかった行動のため 記入しました


振り返って

当時は4,6時中 妻のことが全てで 頭の中は一杯でした

同時に認知症に関する勉強も自分なりに かなりしたと思っています


専門家の方々の学説も様々で 今思うに理解し難い説も少しはあります


特に 私のような配偶者を抱えている者に対して配慮して欲しかった事項の一つ

「認知症患者は 健常者の3倍のスピードで老化するので 介護の期間は

それほど長くはない」と著書に載っているし 講演でも拝聴いたしました


説が正しければかまいませんが 事実はこれに当てはまらない患者さんは

多数います

私は見ています

100才の方もいます


人によっては 受け止め難い記述だと思います


その他は大変勉強になりました



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