<林檎の実 自宅近くの散歩コースにて>
妻はアルツハイマー型認知症 要介護5 全介助で特別養護老人ホームに入居しています
平成15年にアルツハイマー型痴呆症と診断され同時にアリセプトの服用が始まった。
平成21年に老健に入所する少し前 グループホーム入所中にアリセプトの服用を中止しました。
アリセプト服用中止の経緯を記憶をたどって記録することにしました。
平成15年…それ以前 平成13年頃から呆け症状に気付いていたが 受診するまで2年以上
かかった
健康診断で要検査の項目を理由に精神科の受診にこぎつけた(内科診察室で)
長谷川式認知症スケール・CT検査などでアルツハイマー型痴呆症と診断され それ以来
平成21年1月までアリセプトとセロクエルを1日も欠かさず服用していた。
この間要介護1から要介護4に進行・・・
私は服薬は症状を治すため 改善させるためと思っていたが服薬してもどんどん目に見えて
進行していくので返って服用を止めれば逆に改善されるのではと思ったりした。
が、服用を止めるとますます進行が早まるのではと不安になり止める訳にはいかない…。
第一介護保険での要介護度変更の時に医師の意見書が必要になるので医師とのつながりは
切れない
幸か不幸か平成21年1月 虫歯が痛み出し 痛み止めの薬との副作用を考慮して
一時アリセプト・セロクエルを中断することになった。(かかりつけ医師の指示で)
歯の治療は終わったが医師からの指示はなく 私は申し出なかったのでそのままになった
2~3か月後 老健入所が決まり それ以来5年半アリセプトは服用していません・・・。
この間5年半の間 アリセプト服用再開しようと思ったことはなかった
重度に進行してしまったので効果はないと思う
服用していたらばとも思いたくない
考えさせられることがあります
老健にしろ特養にしろ入所者さんはアリセプトは服用していないようだ
効果があるならば服用しているはずだ
アリセプト増量したら改善したという例を聞いたが本人1人をどう比較できるのか?
妻でさえ時に2~3年前の状態に戻ったと思わせることがあるが一時的です。
アリセプトは認知症の進行を遅らせると言いますが、母はアルツハイマー型認知症と言う事で薬は利きませんと、最初から言われ1度も飲んだ事は有りませんでした。
10年間の間にどんどん進みましたが、どうし様もありませんでした。最期迄看れただけでも安心しました。
此れからは奥様が痛い、苦しい思いをなさらず、一日でも長くご主人の手からお食事が取れることは、お幸せな事です。
初めはアリセプトは治す薬ではないが進行を遅らせる作用がある薬と認識していた。
しかし、5年間で要介護4まで進んで車椅子使用・食事全介助に…。
これで遅らせているのか?疑ってみた。
調べてみると アリセプトは進行を遅らせる可能性のある薬剤と出ていました。
妻には適応しなかった…もっと早い時期に見極められたのでは…。反省しました。