妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

妻が天国へ旅立つ三十二日前の記事と現在の心境

2017-05-07 11:22:54 | 介護の回想
 
カウントダウン再考

4月6日の昼食介助は完食ではなかったが咽ることなく無事に完了。 翌日の午後施設よりTel. 4月6日の夕食時、トロミ加工の吸い物を喉に詰まらせ一時窒息状態になったと連絡......
 

上の枠内の記事は一年前の5月3日の記事です

 

現在の心境を綴ってみました。

5月3日から32日後の6月4日朝5時51分に 次男と二人で見守る中表情は変えず

身動きもなく 声も発せず ゆっくりと心拍が止まりました。

 

このまま荼毘に付されるまで 認知症から解放されて穏やかな微笑んでいるようにも

私には見えていたのです。

 

点滴のみの治療・・・カロリーゼロ・・・看取り介護

長くても2か月の寿命が確定・・・気持ちの整理が付かないまま6月4日永眠しました。

 

アルツハイマー病のような現段階で治療不可能な病気は本人は末期は意思表示は

出来ません。

延命を望んでいない場合意思表示の手段がありません。

 

私は魂は決して呆けないと信じています。

死の数か月前から食介中に もういいです 楽になりたい と訴えているように

私の 心というか魂 に伝わってくるような…そんな気がしていた。

 

最重度になっても どんな形でもいいから生きていて欲しい と願っていたのは

私の勝手の思いなのでは?・・・という葛藤があった。

 

疑問(点滴液)が解決されることなく妻の意思通り6月4日午前5時51分永眠しました。

 

今ではこれで良かったのだと自分に言い聞かせ あとは供養に努めます。

5月28日に一周忌を身内執り行います。

 

カロリーゼロの点滴液を投与されているのは妻の意思が伝わったのか?