妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

今日の食事介助虚しかった・・・。

2014-04-04 18:39:14 | アルツハイマー型認知症

<フキノトウ・・・家の近くの田の畔>

本日の昼食介助

妻は朝 目を覚ました時だけ目を開いていて 車椅子に移ってからは殆ど瞑ったままです。

 

在宅のころは庭をベコニア一色で飾って並んだプランターと妻の元気だった頃の写真があります。

施設のベッドサイドにベコニアの鉢植えを6日前に置いてきました。目が覚めた時視界に入る筈です。

その後 どんな反応があったか聞いてないが今日の昼食介助をしながら思い付いたこと・・・。

 

毎年 家の近くで採っていたフキノトウ・・・この鉢植えはどうかと思い付いた。

もしかすると嗅覚もくわわって治療効果があるかも?!

 

帰宅してから早速 毎年出るところに行ってみるとありました。

このフキノトウなんだか安心しきって咲いているように見えるので採る気が起きません。

このままそっとしておきます・・・。

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食事介助は目は瞑ったまま 声も発しない 無表情だったが完食。

1時間ほど居て「帰るよ…!」と声を掛けても無反応。

同じテーブルの3人の入所者さん 皆さん私に視線を向けてその眼差しは みな見送りの

挨拶に見えた。

この時の私の心境は虚しい ・・・この表現がピッタリのようだ