蘇生したサツキ 45年くらい前 妻が差し芽をしたサツキです。20鉢ほどあったが認知症を発症してから手入れが出来ず徐々に枯れてしまった。
全滅してしまったが このサツキだけ枯れた幹から芽が出てきたのです。5年くらい前です。それ以来水遣りは欠かしません。去年より蕾は多いようです。
昨日は 3日毎の面会が5日ぶりになってしまった。相変わらず私を認識出来ないようです。
良く認知症高齢者が骨折などで寝たきりになると症状が急激に進行していくと諸ガイドブックに書かれてますが 妻の場合は1日中寝ているか車椅子で運動は何もしていません。
出来ないので仕方がないですが この状態が4年以上続いています。私の問いかけに何も反応はないが無言でも思いは通じている筈だと信じています。
スプーンで食事を口に運ぶごとに 黙っていても口を開けて次々と食べて完食します。今妻に出来る事は自ら手では食べられないが 口に入れてもらったものを噛んで飲み込むことだけです。
毎回の介助このままで良いのです・・・出来れば ずぅ~と このままでも良いのです。
いつの日にか破壊された脳が妻のサツキのように蘇生されるかもしれない!!