愛知県豊田市の北部に、しだれ桃とミツマタの花を見に行ってきました。
豊田市を北上し、小原地区から東に向かって細い山道を走ること5キロ、旭地区
の上中(かみなか)に着きました。ここに「しだれ桃の里」があります。
●しだれ桃の里 (2021/4/3)
駐車場から山道を少し上ると、集落が点在する地域に入ります。その集落の中を
縫うように道が走り、道の両サイド、山の斜面にたくさんのしだれ桃が植わって
いました。訪れたタイミングがちょうどよく、花は満開でした。
よく見ると、小さな木も目立ちます。駐車場でもらったパンフレットを読んで、
ガッテン!
しだれ桃は昭和30年代に、地元の住民が植え始めました。その後、若者が都会に
出て行くようになっても、残った住民が植え続けてきたそうです。小さい木は、
最近植えたものですね。総数は現在、約3000本。
普段は、静かな山里。春のこの時期だけは多くの人が訪れ、にぎやかになるんで
しょうね。そう感じました。
駐車場にもどる途中、どこからかウグイスの声がしました。もう、じょうずに鳴
いていました。
つづく