お茶屋屋敷で牡丹を鑑賞したあと、帰途につきました。
大垣インターをめざして大垣市内を走っていたら、突然、緑の中に紅紫色が無数に点在する光景が目に入ってきました。
「懐かしい!」
思わず大声が出るとともに、ブレーキを踏みました。レンゲの花です。
昔は日本中どこでも、田にレンゲを植えたものです。これは、春にマメ科のレンゲと一緒に田を耕して、稲が必要とするチッソ成分を地中にすき込むためです。しかし化学肥料が普及するとともに、レンゲを植えることは少なくなり、今ではほとんど目にしなくなりました。
紅紫色の地味な花ですが、春ののどかな光景によく似合います。
最後に懐かしい光景を見ることができました。