麦切りにむきそば。鶴岡で庄内の郷土料理をいただいたあと、山形道を東に走りました。
途中、月山湖PAでひと休み。
奥さん 「月山は、どこ?」
への次郎 「あの雲の中かな・・・」
ここには地図も、目印となる標識もありませんでした。
■おしんの筏くだり
再び山形道を東に走り、寒河江SAから下道に出て、道の駅おおえに入りました。
ここで今回の旅で初めてのスタンプをもらいました。スタンプを押したあと、
いい情報を仕入れました。このすぐ裏で、おしんの筏くだりが撮影されたというのです。
早速行ってみると、ロケ現場を伝える看板がありました。
への次郎 「ここかぁ、あの感動の場面の撮影現場は」
奥さん 「何もないとこだね」
への次郎 「筏を浮かべたのは、こっちか?」
奥さん 「ほらあそこ、急流があるよ」
への次郎 「じゃ、すぐ上流のこっちか?」
奥さん 「そうだね。流れが緩いし、砂浜もあるし、筏を浮かべやすい」
への次郎 「おっしーん! Come Back!!」
つい、大声で叫んでしまいました。
■白鷹の紅花畑
山形の夏といえば、紅花。
今回の旅の目的は、実はこれでした。でも今年は紅花の開花が早く、どこも終わったとか。ただ白鷹(しろたか)町はまだ見られると聞き、行ってみることにしました。
おしんのロケ現場から南下すること30分、道の駅白鷹ヤナ公園に到着。
ありました! 駐車場に沿って細長い観光紅花畑。
近づいてよく見ると、
への次郎 「案外小さい花だね。直径2センチくらいかな」
奥さん 「いろんな色があるんだね。黄色、オレンジ、エンジ・・・」。
咲いていく順番はおそらく
蕾から花びらが伸びてきて、
黄色の花が盛り上がり、
だんだんオレンジが濃くなって、
やがてエンジに、
そして最後は、こんな感じに。
しぼんだ花の下の丸いところに、種が詰まっています。
奥さん 「どの段階の花を摘むの?」
への次郎 「盛り上がった黄色い花だって」
すでに花の盛りは過ぎていましたが、人生で初めての紅花を鑑賞ができました。
このあと、二日目の宿泊地・河北町をめざして北上しました。でも途中から、ものすごい豪雨に見舞われてしまいました。
つづく