
海外市況
■ダウは反落(25400)。「午後に大統領が29日に対中政策に関する会見予定。米中対立激化、世界経済の減速の懸念から取引終了にかけて売りが優勢。米CNBCは「トランプ氏が29日、中国に関する会見を開く」と報道。中国が「香港国家安全法」を採択、米政権は対中制裁を科す見通し。報道後に金融や半導体関連など幅広い銘柄に売り、それまで上昇していたダウ平均は急速に下落に。日中は上昇幅が200ドルを超える場面も。朝方発表の週間の米新規失業保険申請件数は高水準が続いたが、前の週からは減少。失業保険の継続受給件数も減。「労働者が職場に戻りつつある」との見方から、景気改善期待。金融株やディズニーも下げ。一方、医薬品株が上昇」。■原油は反発(33.71)「週間の米ガソリン在庫が減り、需要が回復に向かっているとの見方から買いが優勢。米中対立への懸念は相場の重荷。EIAが28日に発表した週間の石油在庫統計でガソリン在庫の減少幅は市場予想よりも大。米経済活動が段階的に再開し、需要も持ち直すとの期待。クッシングの原油在庫や米国の生産量が減ったのも買い材料。一方、米国全体の原油在庫は市場予想に反して、輸入増が響いて大幅増。ロシアの減産量縮小観測もくすぶり、先行き不透明感は上値は重い。中国全人民代は28日、反体制活動を禁じる「香港国家安全法」の制定方針を採択。米中摩擦激化は世界景気の重荷、原油需要の一段低下との見方も相場の重荷」、●金は反発(1728.3)
■米国債は反落(利回り上昇0.69%)「景気回復観測に債券売りが優勢。朝方発表の週間の新規失業保険申請件数の伸び鈍化。NY市長は28日、衣料品などの店舗を6月中旬までに再開できるとの見通しを発表。経済活動正常化期待に債券売り。7年物国債入札で落札利回りが実勢を上回ったことも米国債需要減として売り材料。ただ、米中関係悪化への警戒感からの債券買いも入り、相場の下値は堅かった。2年物国債相場は上昇、利回りは0.17%」。
■日経平均先物夜間引けは、21890。
■(為替)ドルの次に安全通貨とされる円は微妙な動き。ドルは人民元に対し上昇、ユーロは経済復興計画で買いが入るも、米中摩擦激化懸念に引けにかけ売り。
14:10更新
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