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2018/3/5 |
から |
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2018/3/9 |
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記入日 |
2018/3/3 |
1.来週の見通し |
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ドル/円 |
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104.00 |
~ |
107.50 |
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パウエル議会証言は、想定の範囲内で強いインフレ懸念に対しFRBは必要な処置をとるというものだが、想定される処置は政策金利の高め誘導であって(せいぜい年3回か4回か)、日銀のような厳格な通貨供給量管理を実施するといった内容ものではなく、賃金物価の上昇に後追い的に金利を上昇させるというものでしかない。本来は上がるだろうという思惑ではなく、今後のCPI/PPI/賃金上昇といった経済指標そのものを注意深く分析する作業が必要となろう。金利水準は先行した思惑に対し、実際の経済指標がどう動くのかといった動きになる。予想しがたいのは追加関税課税で、交渉を有利にするための一過性の処置・ハッタリなのか、全面的貿易戦争にまで踏み込む覚悟か見極めがつかない。当のトランプ政権も成り行き任せで深謀遠慮しないで処置を実施していると思える点で、素人の綱渡りを横で見ているのと同じ感覚であろう。「あ、落ちた!」となるリスクが半島問題同様に非常に高いのである。 |
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ユーロ/円 |
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128.00 |
~ |
133.00 |
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3/2に締め切られたSPD党員投票の結果は3/4に判明する。承認する以外の選択はありえないだろうという予測は、すでに市場には織り込み済みであろうが、実際に承認されれば、対円での円高も少しは緩和されよう。 万が一にも承認されない場合は、再選挙への動きとなるのか、さらに連立交渉が続くのか先行きもみえず、混乱は必至で、やはりもう一段の円高となるのではなかろうか。 |
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当資料は情報提供のみを目的として作成したものであり、特定の取引の勧誘を目的としたものではありません。当資料は信頼できると判断した情報に基づいて作成されていますが、その正確性、確実性を保証するものではありません。ここに記載された内容は事前連絡なしに変更されることもあります。投資に関する最終決定は、ご自身の判断でなさるようにお願い申し上げます。また、引用等別段の記載ないかぎり、当資料の著作権は著者「丙丁童子」に属しその目的を問わず無断で引用または複製することを禁じます。 |
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先週の動き
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パウエル議長の議会証言前からドル安気味の為替相場であったが、パウエル議長の議会証言がインフレ懸念にタカ派対応となることを示唆したものと受けとめられ金利上昇。一時的に円安となったが、トランプ政権が鉄鋼・アルミニウムにつき追加関税を課すと発表したため、世界景気への悪影響懸念から3/1には米国株が下落、週末は株価自体はいったんさげとまったかのように見えたが、黒田日銀総裁が2018年は量的緩和を継続せざるをえないが、2019年度には出口政策が検討俎上に上るように(期待)と発言したのをとらえて円高進行105.73で越週となった。 ユーロは3/2に締め切られたSPD党員投票で大連立成立(3/4開票・結果判明)を楽観視する見方が大勢にもかかわらず、円高値129.77をつけた後、130.30での越週となった。 |
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レポート格納フォルダへのリンク 丙丁童子の為替レポート(「週報 日経平均」を含む)
格納レポート |
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180303__00来週の予想 |
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180303__01相場を考える.(長期的な経済・政治情勢、および、為替・株(日経/NYKダウ)のチャート分析です) |
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180303__02先週の動き |
ケイ線画像の関係か、「相場を考える」がビューではうまく表示されないことがあります。 ダウンロードしてご覧ください。 |
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20180226_02_経済指標実績 |
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20180224_02_一週間分日経メール |
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20180305_09_経済指標来週の予定 |
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20180305_09_外交安保-時事国際_来週の予定 |
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みずほ銀行 「外国為替ダイジェスト」 180226~180302 (本邦祝日は休刊) |
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三菱UFJ銀行 Daily Market Report 180226~180302 |
