
市況
■株続伸(20433)。「米バイオ製薬のモデルナが新型コロナのワクチンの初期臨床試験で有望な結果を得たとの発表を受け、18日のダウ工業株30種平均は911ドルと大幅に上昇し、日本株にも買いが優勢な展開だった。日経平均の上げ幅は朝方に500円を超える場面があった。ただ、ワクチンの開発には相応の時間がかかるほか、米中対立激化への警戒感も根強い。中長期の投資家を中心に、現時点では5月の日中高値圏である2万0500~2万0600円近辺より上は買いづらいとの見方もあり、上値は抑えられた。特段の追加材料もないなか、大引けにかけて売りがやや優勢となり、この日の安値で引けた。JPX日経インデックス400は続伸した。終値は前日比247.74ポイント(1.89%)高の1万3354.39だった。東証株価指数(TOPIX)も続伸し、26.76ポイント(1.83%)高の1486.05で終えた。業種別TOPIXはほぼ全面高となった。鉄鋼、海運、空運が上昇した。東証1部の売買代金は概算で2兆5408億円。売買高は15億8951万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1678銘柄と77%を占めた。値下がりは426、変わらずは66銘柄だった」。■債券売り先行後買戻しで。(引け利回りは前日比上昇マイナス0.005%)「新型コロナのワクチン開発期待から19日の日経平均株価が上昇し、投資家のリスク回避姿勢が和らいだことで安全とされる債券には売りが優勢。長期金利は一時ゼロ%まで上昇幅を拡大する場面もあった。売りが一巡した後は下値が堅かった。日銀が実施した国債買い入れオペ(公開市場操作)の結果が債券に対する売り圧力の弱まりを示したと受け止められたほか、日経平均株価が大引けにかけて上げ幅を縮めると、債券には買い戻しが入った。日銀は19日、4本の国債買い入れオペを実施した。このうち残存期間「5年超10年以下」「25年超」の固定利付債と、物価連動債を対象としたオペでは、応札額を落札額で割った応札倍率がいずれも前回から低下した。市場では結果が債券に対する売り圧力の弱さを示しているとの受け止めが広がり、債券相場の支えとなった。現物債市場では幅広い年限で利回りが上昇した。新発5年物国債利回りは前日比0.015%高いマイナス0.125%、新発20年物国債利回りは前日比0.005%高い0.345%で推移した」。
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