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2020年は地球に住む人類がいかに脆弱な存在であるかを思い知らされる1年だったように思う。新型コロナウイルスが私たちの暮らしを大きく変え、これまでの当たり前が当たり前ではなくなった。
一方で、数多くの科学者や技術者たちが取り組んできた「未来の技術」にスポットライトが当たった1年だったとも感じる。筆者が技術誌に在籍し仮想現実(VR)技術を取材していた10年ほど前は、VRによる遠隔勤務や旅行などが本当に必要なのか疑問に思っていた。でも今なら、「移動しない」選択肢をつくっておくことがどれだけ重要かが分かる。時代の先を見て技術を開発する科学者や技術者には頭が下がる。
02年にイーロン・マスク氏が火星への移住計画を目的に宇宙開発ベンチャーのスペースXを設立し、16年に後に「スターシップ計画」と呼ばれる、巨大な宇宙船で火星に人類を送り込む計画を発表したときも、本当にニーズがあるか疑問だった。でも今なら「なるほど」と思える。 以下略 原文をお読みください
(*日経 記事より)写真:ギャレット・リースマン氏 1998年、米航空宇宙局(NASA)の宇宙飛行士に。2008年と10年に国際宇宙ステーション(ISS)に滞在。ISSで日本の実験棟「きぼう」設置にも携わった。11~18年までスペースX勤務。NASAとの橋渡しや、有人宇宙船の打ち上げを準備するチームを率いるディレクター・オブ・スペース・オペレーションズを務めた。現在はスペースX顧問、南カリフォリニア大学教授(提供:Garrett Reisman、http://garrettreisman.com/)
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