
市況
■株反落(23032)。「前日の米株式相場の大幅下落を背景に、リスク回避姿勢。新型コロナのワクチン開発進展への期待感の後退、幅広い銘柄が売られた。取引開始直後に2万3000円を割り込んだ。ハイテク株が大幅に下げた米市場の流れを引き継ぎ、半導体関連や電子部品株の下げが目立ったアストラゼネカがコロナワクチンで、臨床試験(治験)を一時中断すると表明。ワクチン完成で経済活動の再開が本格化するとの期待感が縮小、景気敏感株にも売り。ただ、市場で中長期視点での景気や企業業績の回復見通しは崩れておらず「足場固めの調整」との見方は根強い。日経平均は午後に入り、日銀の上場投資信託(ETF)買いへの期待などもあって下げ渋った。ただ、米国株の調整の先行きが見通せないとして慎重姿勢が当面続くとの声も。東証1部の売買代金は概算で2兆4180億円、売買高は13億6045万株と、高水準だった。東証1部の値下がり銘柄数は1497と、全体の7割近くを占めた。値上がりは588、変わらずは87銘柄だった」。■債券堅調(利回り低下0.025%)「投資家のリスク回避姿勢が強まり債券には買い。ただ、財務省による20年物国債入札をあす10日に控えており、新たな取引材料にも乏しいことから投資家の様子見姿勢も強かった。20年債入札を巡っては、「無難」な結果になるとの見方が多い。もっとも、このところの他の年限の入札が軒並み投資家の需要が集まりにくい「弱め」な結果となっている。市場では「20年債に先回りの買いが入れば今回の入札も弱い結果になる可能性がある。10日午前までの新発20年債の利回りの動きには注意が必要」との声があり、様子見につながった面がある。超長期債は買いが優勢だった。新発30年物国債利回りは前日に比べ0.015%低い0.595%、40年債利回りは同0.010%低い0.620%で推移している」。
(為替)円は105.79-105.99のレンジ、17時は105.94近辺。ユーロは124.72/1.1772近辺。EU-英国のFTA交渉が不調でポンド売りにつられユーロも売られたこと、ECB理事会を控え詰みあがったユーロ買い持ちの調整で、ユーロが売られた。対円でもユーロ安円高。
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