
海外市況
■ダウは続落(34060)。「4月の米住宅着工件数が市場予想を下回り、米景気への楽観的な見方がやや後退。資本財など景気敏感株の一角に売りが優勢。朝方発表の4月の住宅着工件数は前月比9.5%減と市場予想(2.2%減)以上に減った。住宅需要は強いものの、労働力不足や木材など資材価格の高騰が響いた。景気敏感株が売られ金融株・石油株も安い。長期金利低下を受け、朝方は買いが先行した主力ハイテク株は次第に下げに転じた。足元の上値の重さが意識され、市場では「ハイテク株の戻りの鈍さが市場心理の悪化につながった」。ダウ平均は朝方に小幅高となる場面もあった。18日朝に発表した2~4月期決算が市場予想を上回り、通期見通しを引き上げた小売りのウォルマートが買われた。ナスダックは13303」。■原油は反落(65.49)。「イラン核合意の復活に向けた協議の進展の報道。ロシアの国際機関代表部のウリヤノフ常駐代表が、イラン核合意の復活に関し「かなりの進展があった」と述べたと主要メディアが報じた。ダウ・ジョーンズ通信によると「制裁が解除されれば日量150万バレルのイラン産原油の輸出が再開される」。欧米の経済再開に伴うエネルギー需要の増加見通しで、原油相場は未明の時間外取引で一時67.01ドルと期近物として2カ月ぶりの高値を付けていた。利益確定売りも出て、相場の重荷。売り一巡後、ウリヤノフ氏が自身のツイッターで「合意をまとめるには時間がかかる」と述べたと伝わり、持ち高調整の買い」、●金は続伸(1868.0)。
■米国債は反発(利回り低下1.63%)。「市場予想を下回る米住宅指標を受けて債券買いがやや優勢。クラリダ米連邦準備理事会(FRB)副議長が17日、「米経済は量的緩和の縮小を始める水準には回復していない」と述べた。インフレ圧力の高まりを示す前週の4月の消費者物価指数(CPI)の発表後も多くの米金融当局者が同様の発言を繰り返している。FRBは緩和的な金融政策を続けるとの見方が足元で改めて強まり、債券相場を支えた。資材不足・人手不足が景気回復を鈍化させるとの見方から債券買いも」。
■日経平均先物夜間引けは、28090。
■(為替)108.83-109.02のレンジ、17時は108.90近辺。ユーロは1.2197-1.2234のレンジ、17時は133.10/1.2225近辺。
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