
市況
■株反発(28,756)。「バイデン米大統領の就任を受けた「ご祝儀買い」も入り、上げ幅は一時300円を超えた。米ハイテク株の決算への期待が強まるなか、東京市場でもハイテク株の一角に買いが入った。前日のバイデン米大統領の就任式で目立った混乱が起きなかったことも、投資家の買い安心感につながった。「新政権による大規模な経済対策などの推進が改めて意識され、相場の支援材料になった」との見方も。バイデン氏は先日公表した1.9兆ドル(約200兆円)規模の経済対策に続き、2月にはインフラ投資などの経済再建案も示す予定だ。21日まで開いた金融政策決定会合で、日銀は大規模金融緩和の維持を決めたが、市場ではすでに織り込んでおり相場の反応は限定的。朝方の買い一巡後は日経平均は伸び悩む場面も多かった。心理的な節目の2万9000円が再び視野に入り、半導体関連株など高値警戒感からの利益確定売りが上値を抑えた。東証1部の売買代金は概算で2兆4955億円。売買高は11億4447万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1288と、全体の約6割を占めた。値下がりは785銘柄、変わらずは117銘柄」。■債券堅調(利回り低下0.030%)。「米長期金利が低下基調にあり、国内債にも買いが及んだ。午後に超長期債への買いの勢いが増したのも長期債相場の支えとなった。超長期債には買いが目立った。新発20年物国債の利回りは前日比0.015%低い0.430%、新発30年債利回りは0.015%低い0.645%をつけた。このところ上昇が続いたため、高めの利回り水準に着目した買いが集まった。日銀は21日まで開いた金融政策決定会合で、大規模な金融緩和策を維持すると決めた。3月の会合で予定されている政策の「点検」に絡んで国債の買い入れ手法の見直しに関心が集まるなか、「今回の会合が予想通り『無風』の結果となったことも超長期債の買い安心感につながったようだ」」。
(為替)103.33-103.67のレンジ、17時は103.52近辺。ユーロは125.47/1.2120近辺。ECB理事会後の会見で、ラガルド総裁がユーロ高をけん制するとの思惑がユーロの売りを誘った。
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