
海外市況
■ダウは反発(23685)。「NY連銀5月製造業景況指数は低水準だが4月からは改善。4月消費者態度指数も市場予想を上回った。経済活動再開で米景気が回復に向かうとの期待。原油WTIが高値。石油需要復活は景気回復の証と株式市場も好感。米下院は追加経済対策を可決する見通。共和党の上院を通過する可能性は低いが、与野党が近く追加策で合意との期待感。朝方は売りが優勢、米商務省が15日に華為に対する事実上の禁輸措置を強化すると発表。米国製の半導体製造装置を使っていれば、米国外で製造した半導体でも華為に輸出できなくなる。中国政府の対抗措置でアップルやクアルコムなどが標的となると中国共産党系新聞が報道。米大統領は14日FOXテレビのインタビューで米中の関係遮断(断交)にも言及。米議会でも中国への圧力を強めるよう政権に圧力。米中対立再燃の懸念」。■原油は続伸(29.43)。「一時は29.92ドルの高値。中国の原油需要増の見方。ロイター通信は「4月の中国の原油需要は3月から増えた」と報道。中国当局が15日発表した4月工業生産高が前年実績を上回り、中国の生産活動回復、リスク資産である原油先物の買いに。米国ではNY州が一部地域で経済活動の再開など、外出制限の緩和に。米国の原油需要が持ち直すとの思惑も強い」、●金は続伸(1756.3)。
■米国債は反落(利回り上昇0.64%)。「4月米小売売上高など米経済指標の悪化を受け、債券に買いが先行。だが、消費者景況感の改善や米株式相場の上昇から、売り優勢に転じた。朝方の4月米小売売上高は前月比16.4%減と市場予想(12.3%減)より悪化。同月の米鉱工業生産指数は前月比11.2%低下。米中対立への警戒感の再燃から、朝方はリスク回避目的の債券買。10年債利回りは一時、0.60%を割り込んだ。その後、5月米消費者信頼感指数は73.7と前月(71.8)から上昇。米景気悪化懸念がやや和らいだ。大幅安で始まった米株式相場が上昇に転じ、投資家心理が強気に傾き。債券売り。2年物国債相場は横ばい、前日と同じ0.14%。
■日経平均先物夜間引けは、20,010.
■(為替)対華為禁輸拡大に米中対立激化懸念、米景況指標悪化で朝方円買い、その後、原油・株上昇、消費者信頼感指数の改善にドル買戻し。対ユーロでは円はほぼよこばい。
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