
海外市況
ダウ続伸(21200)「トランプ米政権と与野党の議会指導部が2兆ドル規模の経済対策で25日未明に合意した。後退入りの懸念が強まっている米景気を下支えするとの期待が広がった。上げ幅は一時1300ドルを超えたが、目先の利益確定売りも出て、引けにかけて伸び悩んだ。経済対策の規模は米国内総生産(GDP)の約1割に相当し、2008年の金融危機後の経済対策(7000億ドル)を大幅に上回る。合意で景気刺激策が早期に実施されるとの見方から幅広い銘柄に買いが入った。ボーイングが2割強上げ、1銘柄でダウ平均を210ドル近く押し上げた。「737MAX」の生産を5月に再開する計画と伝わった。バーナンキ元FRB議長が25日の米CNBCで新型コロナウイルスの経済への影響について「世界大恐慌時とは違う」と述べ、米景気が後退局面入りしても長期化しないと示唆し、過度な警戒感が和らいだ面もあった。前日のダウ平均が過去最大の上げ幅(2112ドル)となった反動で、午前には短期筋による売りで下げに転じる場面もあった。投資家心理を測る指標である米株の変動性指数(VIX)は60を超えており、投資家の先安懸念は払拭されているとはいえない。ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は反落し、前日比33.56ポイント(0.5%)安の7384.30で終えた」。原油続伸(24.49)「原油先物相場の上値は重く、下げに転じる場面もあった。25日に米エネルギー情報局(EIA)が発表した週間の石油在庫統計で原油在庫が増え、生産も高水準だった。新型コロナウイルスの影響が原油需要を抑える可能性が高いうえ、主要産油国も増産に転じる見通しで需給悪化が意識された」、金は反落(1633.4)。債券続落(利回り上昇0.87%)「2兆ドル規模の経済対策の支出をまかなうための国債増発を警戒した売りが出た。午前中には債券買いが勢いを増し、利回りが前日終値を下回る場面もあった。25日発表された2月の耐久財受注額は、設備投資の先行指標とされる「航空機を除く非国防資本財」が前月から0.8%減った。週間の住宅ローン申請件数も29%減った。短期的な景気後退への警戒は根強い。FRBが巨額の資金供給を続け「債券市場ではやや流動性への懸念が後退しつつある」という。過度なリスク回避で換金売りは収まっているようだ」。日経先物夜間引けは18970. 14:35 更新市況関連ニュース(03/26_朝) | ||||||||
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