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トヨタ自動車とデンソーが、電動の垂直離着陸(eVTOL=イーブイトール)機の実現に向けてアクセルを踏んでいる。eVTOL機は、従来の航空機に比べて、あたかも自動車のように手軽に乗り降りできることから、「空飛ぶクルマ」と呼ばれる。トヨタはeVTOL機の実用化に向けて人材募集を開始。デンソーは開発中のeVTOL機向けモーターの成果を披露した。将来、トヨタが静岡県裾野市に建設を計画するスマートシティー「ウーブン・シティ」において、eVTOL機の実証を行う可能性も出てきている。
(以下 小見出しと文末 原文をお読みください)
■トヨタ、コア技術者を募集
■デンソーはモーター開発
■スマートシティーの次世代モビリティー
■韓国・現代自動車などがライバル
トヨタがパートナーとして選んだジョビーは、eVTOL機メーカーとして資金面と実績面で頭一つ抜け出している。20年12月時点で累計8億2000万ドル(約850億円)の資金を調達し、米航空宇宙局(NASA)や米空軍から「お墨付き」も得ている。加えてジョビーは20年12月、米ウーバーテクノロジーズの「空飛ぶタクシー(空のライドシェア)」の研究開発部門を買収することを明らかにした。ウーバーは、ライドシェアで培ったモビリティーサービス運営のノウハウを持ち、他の移動手段との連携を前提にしたeVTOL機の運航管理システムの開発に注力してきた。Jobyはこの成果を手に入れる。(*日経 記事より) 写真:トヨタ自動車が出資する米ジョビー・アビエーションの電動垂直離着陸(eVTOL)機(出所:ジョビー・アビエーション)
前述のように、デンソーはハネウェルとタッグを組み、電動推進系を開発中だ。実証の場として利用できるウーブン・シティも、21年2月に着工を始める。それだけに、トヨタは今、空飛ぶクルマで主導権を握れる可能性が高い立場にいる。
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