
市況
■株大幅反発(22582)。「米連邦準備理事会(FRB)の金融政策を受けて前日の米株式相場が上昇したことや、米景気刺激策を巡る一部報道を支えに海外投資家が株価指数先物に買いを入れた。東証1部の値上がり銘柄数は2104と全体の97%に達し、2018年12月27日(2112銘柄)以来の多さだった。米株式市場では新型コロナウイルス感染拡大の「第2波」を警戒した売りが先行したものの、FRBが個別企業の社債購入を開始すると発表したことで、ダウ工業株30種平均は上げに転じた。米ブルームバーグ通信が日本時間16日昼ごろ、「トランプ米政権は景気てこ入れ策の一環として1兆ドル(約107兆円)に近いインフラ計画の提案を準備している」と報じた。米シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)で米株価指数先物が上げ幅を拡大し、今晩の米株式相場が上昇するとの期待が高まった。日銀はきょうまで開いた金融政策決定会合で大規模な金融緩和策の維持を決めた。市場予想通りの結果となったが、緩和姿勢の継続は買い安心感をもたらした。東証1部の売買代金は概算で2兆7542億円。売買高は15億5476万株だった」。■債券軟調(利回り上昇0.015%)「米連邦準備理事会(FRB)が社債の購入対象を個別の米社債に広げると発表し、景気支援策への期待から15日の米長期金利が上昇。国内債も売りが先行した。その後、東京市場で株高や円安が進んでリスクオンムードが強まったことで、債券利回りは一段と低下した。日銀は15~16日に開いた金融政策決定会合で、大規模な金融緩和策の維持を決めた。想定通りの内容だったことで、債券市場への影響は限られるとの見方が優勢だった」。
(為替)「北朝鮮が開城(ケソン)にある南北共同連絡事務所を爆破したと明らかにした。北朝鮮は韓国の脱北者団体が体制批判ビラをまいたことに反発して事務所の破壊を予告していたが、実際に爆破したことで北朝鮮情勢の混迷が増すとの警戒感が高まり円買い・ドル売りが広がった。」円安値107.64に対し30銭も!円高になった。18時現在107.40近辺。ユーロは対円でもユーロ高に。
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