僕の平成オナペット史

少年からおっさんに至るまでの僕の性欲を満たしてくれた、平成期のオナペットを振り返る

実用性を欠いた写真集~小泉麻耶編~

2022-10-01 12:18:36 | 日記
 日本の出版史上、十八歳未満のグラビアアイドルの写真集やイメージビデオ、いわゆる3号ポルノの商業作品が右肩上がりで市場規模を拡大していったのは、二〇〇〇年代だろう。芸能プロダクションにスカウトされた少女たちは、何もわからぬまま水着を着て煽情的なポーズをさせられ、その画像が週刊誌や漫画誌に掲載される。プロダクションと出版社の合意のもとで写真集が発表できるようになると、グラビアアイドルの仲間入りだ。

 グラビアアイドルとしてデビューする少女のほとんどが、水着の仕事が芸能活動の終着点だとは思っておらず、女優やタレントを目指すのだが、誰もが綾瀬はるかや小池栄子のようになれるわけでもない。プロダクションも出版社も次から次へと高校生世代の新人をデビューさせていくのだから、川村ゆきえや原幹恵のように人気がなければお払い箱になるが、その中には芸能界への執着から横道へ逸れていくのもいる。


 さて、〇六年七月に発売された小泉麻耶のデビュー作「現役女子高生」(彩文館出版)も、タイトル名に反して僕をがっかりさせた写真集の一つに挙げたい。僕にとって写真集とは自慰用の素材であって、実用的であればあるほどそれを用いての自慰回数が増えていく。一つの作品で百回以上射精したのもあれば、一、二回で古書店に買い取ってもらったのもある。実用性に長けていたのは言うに及ばず、あまりにも非実用的だった作品についても、強く印象に残っている。

 僕が高校生世代のグラビアアイドルに求めるのは、素人っぽさが残る健康的なエロティシズムで、まだ少女の幼い表情でありながらもいやらしい体つきをしているというアンバランスに、僕の性的興奮の度合いはぐっと高まっていく。小泉も豊満なバストを売りにグラビアアイドルとしてデビューしたのだが、「現役女子高生」の最大の欠陥は全編を通じて加工を施したことに尽きる。それによって、小泉がマネキン人形のように見えてしまい、少女の素の姿を堪能するには難がありすぎた。

 カメラマンもカメラマンならスタイリストもスタイリストで、現役女子高校生らしい水着や衣装を着させることなく、その着こなしやポージングも僕の下半身を刺激させてくれなかった。帯には「京王線で通学している清楚な女子高生」とあるが、清楚なら過度なメイクや加工がなくても十分映えるだろうし、そもそもグラビアアイドルとしてデビューしないはずだ。

 版元の彩文館出版はアイドル写真集のカテゴリーリーダーで、僕も大変お世話になったが、時にはこういう駄作を発表することもあった。小泉はデビューがもとで通っていた高校から退学処分を食らい、法的手段に訴えるも敗訴。その後も、元所属先幹部との性交盗撮疑惑や元プロ野球選手との不倫が報じられたりと、白黒はっきりさせたい強い攻撃性を持っている。何事にも泣き寝入りしないのは一人の人間として評価すべき点だが、遊び目的の男性は痛い目に遭うので、決して小泉に近づいてはいけない。


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