僕の平成オナペット史

少年からおっさんに至るまでの僕の性欲を満たしてくれた、平成期のオナペットを振り返る

小さくなっていく布面積

2021-02-16 11:44:54 | 日記
 富樫あずさ以外に二〇〇七年の美少女系オナペットを振り返ると、秦みずほ(現・秦瑞穂)を思い出す。厳密に言えば、前年に発表したデビュー作のイメージビデオ(IV)「檸檬‐レモン‐」からの付き合いで、同時期のロリ巨乳系に比べて性的アピールが少なく、決め手を欠いてはいたものの、細身の体型のわりには胸の立体感が目を惹き、布面積の小さいビキニ姿も披露。美少女でありながら巨乳的要素も併せ持つ逸材として、僕の股間を熱くさせてくれた。

 僕がお世話になった作品は、IVの一作目と二作目「colour field」で、〇七年八月に彩文館出版から一作目の写真集も発表されたが、それを買ったかどうか覚えていない。IVはどの作品とも高校生世代である秦の健康的な少女のイメージと、それでいて大人への背伸びとも言える不慣れな色気を漂わせ、僕の性的想像力を高めさせてくれた。下着よりも布面積が小さいであろうビキニを着ても、それに臆することなく十代の自然な姿を見せてくれた。

 最も印象に残っているのは、二作目のおそらく最後のチャプターで、秦が制服姿で誰もいない教室に入り、カメラ目線でおもむろに制服を脱ぎ、ビキニ姿になってくれるシーンだ。机に横たわり、学校内での性交を連想させるような動きに、僕はペニスへの刺激をいっそう強めた。ひとしきりビキニ姿でいやらしく動いた秦は、再び制服を着て教室から出ていくのが、これまで見てきたIVにはない演出だった。

 その頃は、アマゾンで江崎まりや新島弥生ら九〇年代のアイドル写真集を中古で手に入れ、昔お世話になったオナペットと再会したが、彼女たちの水着の布面積が大きく、肌露出のガードが堅いことに気づき、かつての性的興奮を取り戻すのに苦労した。それもそのはずで、江崎も新島も歌手が本業のアイドルゆえ、グラビアに過度の演出は必要とされていなかった。しかし、〇〇年代に入ると高校生世代の少女が次々とグラビアデビューを飾り、本人たちの芸能界への憧れと、彼女らで一山当てようと目論む大人たちの商業主義が交差して、人前では着るのを憚りそうなビキニを纏い、煽情的なポーズを撮らされる。秦もその一人だったはずだ。

 十代の頃にむちゃくちゃ興奮させてくれた江崎や新島らのグラビアで自慰が捗らず、数回用いただけで処分してしまったのは、そのときの秦ら高校生世代のグラビアに比べて明らかに刺激が足りなかったからで、僕自身も年々露出過度になっていく業界の演出基準に毒されてしまった。臀部を完全に覆ったパンツでは興奮しなくなり、年端もいかない少女に対して下着並みかそれ以上の肌の露出を求めた。今日では高校生世代が水着姿のグラビアを発表するのは非常にまれなのだから、秦らの世代と彼女たちの作品をリアルタイムで楽しめたのは幸運だったと思う。


二〇〇七年のロリ巨乳系②~西田麻衣編~

2021-02-15 10:51:37 | 日記
 漫画誌が運営するグラビアアイドルの専用サイトで、初めて西田麻衣を知ったとき、これまたすごい逸材が出てきたな、と僕は色めき立った。高校生世代の健康的なイメージを保ちながら、ビキニブラトップからあふれんばかりの胸の立体感に、僕は彼女のデビュー作を買わずにはいられなくなった。二〇〇七年六月に一作目のイメージビデオ(IV)「麻衣、はじめまして。」が発売されると、それからしばらくは西田でひたすら自慰に励んでいたと記憶している。

 デビュー作ゆえ、表情に硬さを残しながらも、ビキニ越しに見えるハリのある美しい乳房に、僕の股間はみるみるうちに硬くなり、性欲の発散を急がせた。惜しみなく水着姿になってくれるので、どのチャプターからでも興奮させてくれたが、頻繁に使わせてもらったのは競泳水着姿だ。はち切れそうな乳房の膨らみと、腰のくびれというメリハリのある体つきを競泳水着でぴっちり覆った西田の全身に、僕はたまらなく劣情を掻き立てられ、何度も性的興奮を最高潮に導かせてくれた。

 ビキニ姿も単に海岸を歩いたり、ベッドの上でごろごろしたりではなく、視聴者に性的想像力を喚起させてくれた。例えば、寝室のチャプターでは四つん這いになって胸の谷間を強調し、その流れでベッドの四隅に突起した部分を手でおもむろにいじるのだが、それがペニスをしごいているように見えて、みだらな恋人気分を味わわせてくれた。バスルームのチャプターでは、ただでさえ布面積の小さいビキニを着ているのに、男性の下半身を洗っているような演出も見せてくれた。

 そのほか、濡れたガラステーブルに胸をなすりつけたり、制服を脱いでビキニ姿になったりと、西田の巨乳を最大限生かした名作で、僕はこの作品だけで五十回近く射精した。この勢いを保ちながら、約五カ月後に発売された二作目「Pure Smile」でもっと西田を汚そうと思ったが、これがはずれだった。西田は前作と変わらぬいやらしい体つきだったが、表情はがらっと変わっていた。素人臭さがすっかりなくなり、グラビアの世界にどっぷり浸かろうとする覚悟のようなものが感じられ、それは僕にとって西田をオナペットとして見切るをつける潮時でもあった。

 僕の予感は的中したのか、西田は三十路になった今でも現役のグラビアアイドルとして活動中で、不特定多数の男性の自慰対象になっている。川村ゆきえも原幹恵も引退状態なので、おそらく西田が最古参だろう。僕はデビュー作しかお世話にならなかったから、本稿を書くまで西田の胸がさらに大きくなっていることを知らなかった。デビュー時でさえ89cmだったのに、現在は105cmとより豊かになっている。いまだに第二次性徴が続いているわけでもなく、その原因は推して知るべしだが、そこまで不自然に胸を大きくしてまでグラビアで食べていこうとするとは、よほど芸能界というのは居心地のいい場所なのだろうか。


早すぎたイメチェン

2021-02-14 10:51:02 | 日記
 僕の人生の中で、二〇〇七年ほどグラビアアイドルのイメージビデオ(IV)を買い求めた年はないだろう。あの頃の僕は、毎週金曜日の夜になると隣町の温浴施設に通い、火照った体でロードサイドのセルビデオ店に立ち寄り、高校生世代の新作をチェックした。ジャケットの表裏を見て、「これはいけそうだ」と思ったらレジカウンターに直行。帰宅するや早速視聴を始め、ズボンを脱いで自慰にいそしんだ。

 この年の最多自慰回数を記録したのは、富樫あずさだ。並み居るロリ巨乳系の逸材を差し置いて、美少女系の富樫が抜きん出たのは、ひとえに二作目のIV「天使のあずキッス」が秀作だったことに尽きる。同作品での自慰回数は約九十回に及び、一作品のIVではおそらく自己最多だろう。

 「天使のあずキッス」は、撮影時高校一年生だった富樫の初々しい表情と成熟途上の肢体を余すところなく見せてくれた。かつて僕が夢中になった「お菓子系」グラビアよりも露出度が高まり、かといって着エロのようなやりすぎ感はなく、富樫の健康的な性的アピールに、僕はひたすら性欲を発散した。

 今でも覚えているのは、制服姿で平均台(タイヤだったか?)をたどたどしく歩いているチャプターで、ブラウスから下着(ビキニ?)が透けて見えるシーンがあり、大抵そこからペニスをしごきながら性的想像力を高め、自慰に臨んだ。射精時に多用したのは最後のチャプターで、階段に佇む水色の競泳水着姿から覗える胸の膨らみと富樫の虚ろな表情がたまらなかった。ほかにも、ベッドでごろごろしたり、惜しみなくビキニ姿になってくれたりと、どのチャプターからでも興奮させてくれた。

 まだ十五、六歳だから、グラビアの仕事から足を洗わないかぎりはあと一、二年お世話になるつもりだったが、翌年に発表した一作目の写真集「Clarity~16歳の瞬光~」(晋遊舎)が、とても「天使のあずキッス」での富樫とは同一人物とは思えず、僕はその写真集を三回も使わずに古書店送りにした。健康的な性的アピールは失われ、同年代の少女とは一線を画すほどの富樫の不自然な垢抜け具合に、僕はその域に達するのは時期尚早だと思ったが、それが彼女や所属プロダクションの売り込み方だったのだろう。

 かつての矢吹春奈と似たような経験だが、彼女の場合は高校卒業年齢に達してから雰囲気ががらっと変わったのに対し、富樫は高校生世代の時点でその若さと自然な佇まいを削いでしまったのが、僕にとってショックだった。しかし、消費者はそんな富樫を支持し、彼女も着エロに身をやつしながらもコンスタントに作品を発表し、一五年まで活動し続けた。

 僕は「天使のあずキッス」のクオリティを十八歳まで保ち続けてほしかったが、そのように活動していたら、ほかのライバルたちとの競争に敗れ、引退を余儀なくされたかもしれない。そう考えると、早めのイメージチェンジは富樫の芸能人生にとってプラスに働いたのではないか。どうせ富樫に代わる美少女系グラビアアイドルは次々とデビューしてくるのだから。


二〇〇七年のロリ巨乳系①~愛衣編~

2021-02-13 10:03:08 | 日記
 二〇〇七年に大変お世話になったロリ巨乳系のオナペットを振り返ると、四人ほどの顔と名前が挙がる。デビュー作を発表しただけで消えてしまったのもいれば、今でも現役なのもいる。ロリ巨乳といっても、美少女性とメリハリのある体つきを兼ね備えているのを好み、いわゆる“樽ドル”なる体型は性的興味の対象外だった。どの素材も一作品の写真集やイメージビデオ(IV)で数十回の自慰回数を記録するほど、僕は彼女たちの虜になった。

 まず一人目として、愛衣を挙げたい。地味な巨乳美少女と形容するにふさわしい愛衣は、雑誌のグラビアでデビューし、僕も気になっていたが、一作目の写真集やIVがなかなか発売されなかった。当時の僕は、もっぱら写真集やIVを自慰用媒体としていたので、雑誌の数ページほどのグラビアで射精するのはもったいない気がして、愛衣での自慰は後回しになっていた。

 愛衣のIVデビュー作「空と島と愛衣と」が発売されたのは〇六年九月だが、漫画誌の企画だったため、マイナー志向の僕は購入を躊躇った。翌年になって、良質な自慰素材を見つけあぐねていたときに、同作品を中古で手に入れた。愛衣の美少女性は決して高くなく、どこにでもいそうな顔つきだが、それを補って余りある胸の大きさに、僕の股間はたちまち反応した。

 ビキニ姿のチャプターが多いが、僕が頻繁に使わせてもらったのは、海岸の岩場に佇む緑色のワンピース姿だ。スクール水着を連想させるクラシカルな衣装に、乳房の立体感が際立ち、僕は猛烈に興奮して射精を急がせた。BGMに日本語の歌詞をかぶせているのが気になったが、いつも二分の一倍速機能でじっくり見入っていたので、それを聞かずに済んだ。

 愛衣のIVを買ったのはそれだけで、すでに彼女が高校卒業年齢に達していたので、僕の性的興味も薄れた。愛衣はその後、写真集を四作品、IVを七作品発表。グラビア以外に目立った活動もなく、実働約五年で芸能界を去った。もう少し早くデビューしてたら、と思わせるほどの逸材だったのは間違いなく、もっと初々しかったら石井めぐるや滝ありさに迫る自慰回数を記録していただろう。

 愛衣は引退するまで着エロに身をやつさず、デビュー時とほぼ同じ露出度とおっとりした佇まいを保ち続けた。それがロリ巨乳系にとってのメリットで、ビキニ姿で胸の立体感が露わになれば男性を簡単に興奮させられるし、痛々しさも伝わってこない。ただ、それが芸能界で長く通用するかどうかとなると別問題で、結果的にグラビア以外の活路が開けなかった。

 しかし、愛衣が日本のグラビアアイドル史に名を残したのは揺るぎない事実で、僕もお世話になった義理を果たす意味で、彼女の記憶をここで書き残しておきたい。


高学歴グラビアアイドルでの違和感

2021-02-12 11:49:25 | 日記
 僕は学歴厨ではないので、他人の出身校にはあまり興味がない。しかし、僕がこれまでお世話になってきたオナペットの中で、最も高学歴と言えるのは二〇〇七年二月に写真集「最初のありさ」(彩文館出版)でデビューした、黒田有彩ではないだろうか。都内の難関国立女子大学に通う学生という肩書きよりも、自慰素材として使える器量と体つきを感じ取ったので、迷わず写真集を購入した。高校生世代のグラビアアイドルでの自慰がメーンだったので、たまには大学生で性的興奮を高めてみようと思った。

 作品自体は、下乳を見せたり、布面積の少ない水着を着たりとデビュー作らしからぬ大胆さを感じ取ったが、黒田の表情がどこかぎこちなく、かといってそれが僕の性欲を高めさせてくれるほどの戸惑いや恥じらいではなく、真に拒絶しているように見えて、自慰回数は当初の予想を下回り、古書店送りとなった。ただ、黒田が良質の素材であることは間違いなかったので、写真集と同時制作されたイメージビデオ(IV)「有彩色」で、再度彼女を堪能してみたくなった。

 結果として、「有彩色」は僕の性欲発散を大いに捗らせ、写真集は単にカメラマンの技量不足にすぎなかった。その勢いで、二作目のIV「メビウス」も購入するほど、僕は黒田に夢中になったが、当時のほかのオナペットに比べると、彼女の内面に秘められている知性の塊のようなものが映像越しに伝わってきて、それは本気で仕事をしていないようにも見えて、僕の性的興奮の昂進を鈍らせた。黒田並みの器量のグラビアアイドルは次々とデビューしてくるので、飽きるのも早かった。

 似たような経験として、同じ年に沢菜々子というグラビアイドルもデビューしたが、彼女も関西の公立大学に通う学生だった。漫画誌で初めて沢のグラビアを見たとき、僕は絶対に彼女の写真集かIVを買おうと決め、翌年、二作目のIV「ずっと前から…」を手に入れたが、五回も使わずに古書店行きとなった。沢自身はビキニ姿を披露したり、挑発的なポーズを見せてくれたりしたが、やはり黒田と同様、本気さが伝わってこないから、僕の股間の反応も鈍かった。

 人前で肌を露出させ、しかもカメラ越しの不特定多数の視聴者を射精に導かせる仕事は、半端な気持ちではできない。しかも、撮影に臨むうえで何もかも吹っ切れていないと、僕自身もすべてをさらけ出して自慰ができない。当時の黒田にしろ沢にしろ、グラビアの仕事を蔑視とまではいかないが、多かれ少なかれ嫌悪感を抱いていのではないか。僕はそれを感じ取り、彼女らでの自慰には常に違和感があった。

 黒田は、YouTubeで宇宙関連のチャンネルを自ら開設。地道に活動しているが、現在進行形の黒田よりも、違法アップロードとされる「有彩色」のほうがはるかに再生回数が多いのは、彼女の需要が知的好奇心ではなく、性的興味が根強いことの表れだ。宇宙関連とはいえ、その道の専門家はいくらでもいるわけだし、インターネットしか拠りどころのない視聴者相手に博識を披露しても、グラビア同様、空回りに終わってしまうのではないか。