思いつくままに書くブログ

基本旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。そして忖度なくものを言う。いいものはいい悪いのは悪いと。

下関から韓国行きフェリーに乗る 関釜フェリー(釜関フェリー)SEONGHEE(ソンヒ)乗船記 その1

2024-06-13 06:10:58 | 2024年の旅行記(海外旅行)
下関側の人道口からはサンデンバスに乗って下関駅へ。以前はNGだったのですが、交通系ICを導入したんですね。その交通系ICを廃止してVISAタッチを推進しようとする事業者があるようですけども、仮にマスターカードのコンタクトレスもOKにしたとしても、クレジットカードのタッチ決済はとても便利ではあるんですが使えないカードも多いんですけどね。すべてのクレジットカードに搭載された機能ではないので。

下関駅で下車後はゆめタウンで買い物しようかな?まあいいやと歩道橋を歩いて向かったのはコチラ!



下関港国際ターミナル!そうです、明日の誕生日を海外で迎えてみようと考え、それならいっぺん乗っておきたい関釜フェリーがいいんじゃないかと。10日くらい前にエアブサンがセールで関西行きの航空券が激安になったのも大きいです。そして休みは2日しかないので弾丸釜山旅行!となりますけど、結構そういう人いますよね。



中に入ると凄い量の荷物の行列、荷物に留守番させて本人はベンチやどこかで寛いでます。私もひとまず置いてから乗船手続を。



並んでいるのはみな韓国人。日本人はこのターミナル内に殆ど見られないですね。さすがに担ぎ屋のオバサンはもういないです。自分の番が回って来て予約確認のメールを見せると(メールの提示が無いと発券しませんとあった、本人確認を兼ねているのでしょう)「ケイタはお持ちですか?」

ケイタ?圭太?啓太? ああ、K-ETAのことね。私はあれをケタって呼んでいたが、前回訪韓時に取得したのが11月まで2年間有効なのでありますと言うと入国カードは貰えなかった。無いですと言えば入国カードの記入が必要になるので渡されるのでしょう。税関申告書は免税の場合は不要になったので貰いません。そういえば前回はK-ETAがよくわからんから入国審査の前でカード記入して渡したなあ。恐らく職員もいらないんだけどなあ…と思って処分したに違いない。



それで受け取った乗船券、運賃は2等で6,300円でネット予約カード決済、ネット予約すると3割引きになります。個室かせめて寝台がよかったのですが今回乗船するのは韓国籍のSEONGHEE(ソンヒ)なので大部屋主体で2等寝台のような設備も無いんですね。燃油サーチャージ1,400円と出国税1,000円、下関港ターミナル使用料620円は現金払いを要求されます。カード払いは不可ですのである程度現金が無いとチェックインできません。



ロビーには小さいながらも売店、免税店ではないのですが韓国人のオッサンが売っているものに妙に反応し、家族を呼んで来させ、店員に「これ買うことができるのか?何個まで可能だ?」とか興奮気味に。その商品とはマンナンライフの蒟蒻畑。カウンターの裏にも段ボールで5~6箱積んであるから人気商品なのだろう。そこで「韓国 こんにゃくゼリー」と検索すると大変人気のあるようだがのどに詰まらせる事故が多発したので、韓国ではカップ入りこんにゃくゼリーは持ち込み禁止で没収されるという。ただしパウチされた吸うタイプであればOKで、カップ入りでも自分で食べるぶん程度は認められるとか厳格には運用されてないようです。だからこそ1人1袋か2袋だったら販売するのかもしれない。



18時15分くらいになり騒がしくなってきた、そろそろ出国審査です。



時間通り18時30分から出国審査が開始、韓国人が我先にどどっと列が進む感じ。入口で乗船券の半券がもぎ取られました。この先は撮影禁止ですから写真ありませんが、税関エリアが無駄に広い感じのホールだなと。そして出国なのに税関職員がパスポートを目視でチェックしたのはなぜだろう?空港ならそんなことないわけだが密輸阻止なのかも。そして自動化ゲートのない出国審査も久しぶりだ。



その先には小さいながらも免税店。酒とお菓子程度です、殆どはスルーして乗船を急ぎます。2等は船室こそ私なら112と指定されていますが寝る場所は早い者勝ちなんです!



それで乗船口の職員が韓国語で何やら言うのでチケットを見せたが相手にされず…。日本なら2等の客でも「お部屋はそこの通路を抜けて…」などと案内されるけど韓国ではそんなの知らんということかな。個室の客は受付で鍵を貰います。



横には記念撮影用の日本の浴衣が。部屋はそこに見える通路を進み、大浴場の横の部屋。



部屋は10人定員で一番奥の窓側を確保、先客は映っている人ひとりですが、そこの近くにコンセントがあるからでしょう。薄いマットレスとシーツ、箱枕と毛布が用意されていますがシーツはかなり擦り切れているなあ。日本なら確実に処分するようなレベル。マットレスもあっても無くてもレベルで日本ならもう少し厚いものを用意するだろうが、韓国籍の船ですから。



欲しいと思ってたKANMONのスタンプ。船内をブラっとしてみましょう。



ロビーでは持ち込みの食事で宴会している人が多数。ここでは飲酒禁止という貼り紙があるのですがお構いなしのようです。



そもそもそばには缶ビールの自販機もありますからね、免税価格なのか350ミリのアサヒが250円。飲むなと言うのがおかしい。



売店は韓国コンビニのGS25となっています。ガラス越しに見た感じでは品ぞろえは悪くなさそう、日本円も使えます。というか日本円しか持っていません。韓国籍の船なので原則はウォンですが下関港に両替所はありません。ちなみに自宅を出る前に旅で余ったコインを入れてある袋を探ってみるとあるわあるわの2,850ウォン。500ウォンが2枚であとは100ウォンばっかりで50ウォンが少々。いまの韓国で50ウォンの出番は無いでしょうね、物価が高いし100ウォン単位の値付けばかりだから。

ま、これだけあっても300円そこそこにしかなりません。



小さいながらも免税品店。タバコが33,000ウォンはお値打ちじゃないのかな?



1フロア上がってカフェコーナーは営業している形跡がない。



レストランは準備中で19時から20時までの営業、夕食は10,000ウォンで食券を受付で販売とあります。日本円でも対応してもらえるとのこと。あとは最上階にシアターホールがあります。



こちらも営業はしておらずフリースペースなんですが、とにかく韓国人の宴会スペース。みなが港近くのマックスバリュやゆめタウンで購入してきた惣菜や弁当、寿司などをつまみながら日本のビールや日本酒を飲むのが多い。韓国ビールや焼酎はほとんどいません。私も持ち込めばよかったかな。









既にタラップは外されていました。そろそろレストランの営業始まるので向かいましょうか。




海外旅行ランキング海外旅行ランキング