三日坊主の日記

日々のできごとを綴る

英文法

2007年05月14日 22時54分36秒 | Weblog
英文法の授業で最近よく言うことなのですが、中学校くらいで学習する基本的な文法事項であっても、やはり日本語を母語とするものにとっては難しい文法事項はあるものです。たとえば、単数形と複数形。私たち日本語話者は、「~達」や「~ら」といった語は別として、名詞を数という概念によって原則区別しないのであって、台所でゴキブリを見かけたときに、それが1匹であっても100匹であっても「あ、ゴキブリだ!」ですむわけです。英語ではそうはいきません。a roach/roachesと区別しなければなりません。やっぱり母語の直観にはないものを習得すると言うのは、それなりの努力というか、意識的学習が必要ですね。英語には単数・複数の区別があるということを聞いて、-s/-esを付加するなどの作り方を知るのは簡単だけど、それを会話で意識せずに区別して用いることができるようになることは別です。